前月号から始まった、マイナンバー制度の連載。今月号では、情報保護の話をお伝えします。前月号に引き続き、「マイナちゃん」に登場してもらいましょう。
マイナちゃんがマイナンバーの基本的な質問にお答えします。
①制度は整っているの
マイナンバーは、法律や条例で決められたもの(社会保障や税、災害対策の手続のためなど)でしか使ってはいけないと決まっているんだ。
海田町(カイタチョウ)では、個人情報が保護される仕組みを作って、きちんと保護できているか評価し、公表するよ。また、特定個人情報保護委員会というところが、監視監督をしっかり行なっていくよ。
そして、他人のマイナンバーを不正に入手したり、他人に不当に提供したりすると処罰の対象になるんだよ。
②管理するシステムはどうなっているの
みんなの情報は、これまで通り、役場が持っている情報、他機関が持っている情報、という具合に分散して管理するよ。どこかでまとめて一括管理する訳ではないよ。
また、情報を使える人を制限したり、情報のやりとりもマイナンバーではない別の暗号を使用したりと、情報管理を徹底するんだよ。
そして、平成29年1月からは「マイナポータル」と言って、自分の情報がどのようにやりとりされているか、自分のパソコンで確認できるようになるよ。
③マイナンバーと個人番号カード
個人番号(通知)カードには、マイナンバーが書いてあるから、もし、カードを無くしたら、個人番号が漏れ、悪用される可能性があるよね。だから、無くさないように気をつけてね。そして、漫画のけんしん君のように、むやみに人に教えたら駄目だよ。マイナンバーの不正コピーなども駄目だよ。最初に言ったとおり、マイナンバーを利用する事務は限られているからね。
【内閣官房のマイナンバーホームページ】
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/kojinjoho/index.html
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