海田町長 西田 祐三(ニシダ ユウソウ)
かいたの水
梅雨のシーズンの盛り(サカリ)です。
今年の6月から8月までの中国地方の3カ月を通した予報では、気温は平年より高く、雨量も平年並みか平年より多い見込みとの予報が出されています。
梅雨時期はジメジメ・ムシムシして不快な気分になりがちですが、この梅雨時期の雨が田畑に潤いをもたらし植物たちを成長させるとともに、私たちにとっても飲用のための貴重な水資源となっています。
海田町(カイタチョウ)の水道事業は、昭和24年に旧陸軍が設けた水道施設(蟹原浄水場など)を借受けて、旧市街地に給水を開始して以来、住宅地の拡大、経済の成長に沿ってより安全で安定した給水の確保と施設の拡張を重ね、平成5年4月に全町(ゼンチョウ)への給水を完了しました。
海田町(カイタチョウ)では、豊かな自然が育んだ瀬野川(セノガワ)の伏流水を利用し、安全・安心でおいしい水道水をみなさんに供給しており、現在も老朽化した水道管の計画的な更新や、毎日の水質検査により安全・安心でおいしい水道水を安定的に皆さんのもとへ届けています。
今後も、国が示す水道の理想像とされる
「安全」 安全でおいしい水の供給
「強靭」 災害による被災を最小限にとどめ、迅速に復旧できる
「持続」 健全かつ安定的な事業運営
という3つの方向性に取り組んでまいります。
今月号の表紙にもなっていますペットボトル「海田の水」は平成17年に作成し、各種イベントなどで配布してPRしていました。現在は販売も行なっていますが、おかげさまで好評をいただいております。
これから暑くなって熱中症が心配されるシーズンが始まりますが、海田町内では安全・安心でおいしい海田の水道水が蛇口をひねれば出てきます。
ご家庭では「海田の水道水」で、外出時には「海田の水」でのどを潤し熱中症対策に活用していただければと思います。