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心の風景 私の海田町(カイタチョウ) 変わり続けるまち、つながる思い

企画課

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第6回 中学校

海田町(カイタチョウ)には、海田中学校と海田西(カイタニシ)中学校の2つの中学校があります。

昭和22年に鼓浦中学校の名称で開校し、分離などを経て昭和48年に海田町立海田中学校が発足しました。そして、昭和63年に海田中学校から分離し、海田西(カイタニシ)中学校が誕生しました。

今回は、海田西(カイタニシ)中学校開校当時の教員であり、昨年まで海田町(カイタチョウ)教育委員会教育長を務めた中村 弘市(ナカムラ コウイチ)呉市教育委員会教育長に話を聞きました。

中村 弘市(ナカムラ コウイチ)呉市教育委員会教育長

分離前の海田中学校には1学年12クラスもありましたが、その内の4クラスが海田西(カイタニシ)中学校に分離したため、非常にコンパクトな学校という印象でした。人数が少ない分、先生と生徒が一緒に学校を作り上げていこうという熱がありましたね。

また、開校当時の海田西(カイタニシ)中学校には、グラウンドがなかったためか、グラウンドができてからは、昼休みには、生徒の約7割が外に出て男子は野球、女子はバレーをして遊んでいました。当時、女子の中にはおにごっこもはやっていました。

開校当時の海田西(カイタニシ)中学校で一番褒められたことは、「元気な挨拶」と「結果を恐れず、何事にも全力で取り組もうとしている姿勢」でした。ここ2年から3年も、すごく素敵な挨拶をしてくれます。その姿を見ると、伝統が受け継がれていると感じ、とても嬉しいですね。また、昨年、一昨年に見せてくれた文化祭や卒業式などを見ていると何事にも全力で挑戦する海田西(カイタニシ)中学校の伝統が再現されたようで二重の感動がありました。

これからの海田西(カイタニシ)中学校も「みんなが元気な挨拶をする」、「笑顔がいっぱいある」、「子どもたちもいっぱい夢を語れる」そんな学校であり続けてくださいね。

正門に掲げてある「あいさつ、ふれあい、夢いっぱい海田町(カイタチョウ)」を海田西(カイタニシ)中学校の伝統から海田町(カイタチョウ)の文化に高めてくれることを願って止みません。

現在の海田西(カイタニシ)中学校について

坂口 直美(サカグチ ナオミ)海田西(カイタニシ)中学校校長

現在の海田西(カイタニシ)中学校の良いところは生徒たちがより良くしようと行動し、めざす生徒像の「気づき、考え、実行する」を実感できるところです。

今後はさらに地域とも一体となって、一歩前へ、果敢に挑戦できる学校にしていきたいと思っています。