海田町長 西田 祐三(ニシダ ユウソウ)
海田町(カイタチョウ)防災訓練実施
10月30日、海田東(カイタヒガシ)小学校など町内施設において、大雨・洪水警報が発令され、瀬野川(セノガワ)氾濫のおそれがあるという想定で、海田町(カイタチョウ)防災訓練を実施しました。当日未明に、町(チョウ)職員が参集メールにより役場に参集して訓練をスタートし、海田東(カイタヒガシ)小学校区の皆さまには、町内放送や公用車によるお知らせにより、避難所である海田東(カイタヒガシ)小学校などへ避難していただきました。その後、体育館でダンボールベッドを使用した避難所開設訓練やAEDを使った救助訓練などを体験していただきました。
海田町(カイタチョウ)では、第4次海田町(カイタチョウ)総合計画後期基本計画において、「災害に強いまちづくりの推進」を掲げており、住民の防災意識の高揚を図りつつ、地域で支えあい助けあう防災体制の確立に取り組むこととしています。
また、現在、民間の事業所と災害時の支援協定の締結を進めており、今年度に入って、支援物資、避難場所、情報収集協力などの協定を先月までに9件締結し、災害時の連携や備蓄体制の強化に努めています。
このように、海田町(カイタチョウ)では、防災体制の充実や強化に取り組んでいますが、災害が多発したとき、消防や役場などの行政機関だけでは対応できない場合があります。そういったときに助け合えるのは地域の人たちになります。普段から近所づきあいを大切にし、地域の絆を深めていただきたいと思います。また、災害時には、どこに逃げるか、何を持って逃げるか、家族がバラバラになった場合にはどこに集合するかを話し合うなど、災害に備えておくことが重要です。
これからも海田町(カイタチョウ)として「災害に強いまちづくりの推進」に努めてまいりますので、地域の皆さまにおかれましても、災害時に助け合える暮らしやすいまちづくりに取り組んでいただくよう、ご理解とご協力をよろしくお願いします。