生活安全課
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平成7年1月17日に阪神淡路大震災が発生し、24年が経過しました。また、政府の地震調査研究推進本部によると、南海トラフにおける大地震発生の可能性として、30年以内に70%から80%という数値が示されています。
地震が発生したときに大切なことは「あわてず、落ち着いて」行動することです。平素から地震に対する備えを心がけましょう。
家庭における安全対策
①家具の転倒や落下を防止するための対策を講じる
・家具と壁との間(アイダ)に隙間があると転倒の危険性が高まります。また、家具の上に重いもの、落ちやすい物を置かないようにしましょう。
②寝室には倒れそうな家具を置かない
・倒れた家具が避難の妨げになる可能性があります。タンスなどを置く場合は、壁や柱に固定するなどの対策を講じましょう。
③出入口や通路に物を置かない
・いざというとき、安全に避難ができるように出入口や通路、玄関などにはできるだけ物を置かないようにしましょう。
④普段から家族で話し合いをしましょう
・災害時の連絡方法や集合場所、連絡が取れないときのメモ作成など、いざというときに備えて家族のルールを決めておきましょう。
・自宅やその周囲における危険箇所・要注意箇所を把握し、避難経路と避難場所を確認しておきましょう。
地震発生時の行動パターン
地震発生
『緊急地震速報』を活用しましょう
・最大震度5弱以上が推定される場合、震度4以上の強い揺れが予測される地域がテレビやラジオ、携帯電話、防災行政無線などを通して発表されます。
・発表から揺れが発生するまでの時間は数秒から数十秒程度です。
※震源に近い地域では速報の発表が強い揺れに間に合わないこともあります。
・ほんのわずかな時間でも、速報を活用して地震に対する備えや心構えをしましょう。
地震にあったら
丈夫な机やテーブルなどの下にもぐり、机などの脚をしっかりと握りましょう。また、頭を座布団などで保護して、揺れが収まるのを待ちましょう。
・突然大きな揺れに襲われたときは、まずは自分の身を安全に守れるように心がけましょう。
・戸を開けて、出入口の確保をしましょう。
・棚や棚に乗せてあるもの、テレビなどが落ちてきたりするので、離れて揺れが収まるのを待ちましょう。
・あわてて戸外に飛び出さないようにしましょう。
揺れが収まったら
①身の安全の確保 まずは周囲を確認。身の安全を確保しましょう。
・あわてて行動すると、転倒した家具類、飛び散ったガラスの破片などでケガをする恐れがあります。
・火もとの確認をしましょう。
・小さな揺れの時、または揺れが収まった後に窓や戸を開け、出口を確保しましょう。
②避難の判断 正しい情報に基づいた判断を それがあなたの運命を左右します。
・災害が発生したときにはデマが飛び交いがち。噂に惑われず、テレビ、ラジオ、役場などからの情報に注意し、正しい状況の把握に努めましょう。
・役場から避難の指示・勧告などが出たら、それに従いましょう。
・役場からの指示・勧告などがなくても、身の周辺に危険が迫っていると判断した場合は、ためらうことなく避難しましょう。
・消防署、警察などは救急・救助活動などに追われていることが予想されます。災害状況の問い合わせなどはこれらの活動に支障をきたすのでやめましょう。
・地震時に多くの人が電話をかけると、電話がつながりにくい状況になりますので、電話や携帯電話の使用は控えましょう。
③避難行動 避難するときも周囲を確認。思わぬ事故に遭う恐れがあります。
・外に出るときも周囲の確認を。ガラスや看板などが落ちてくる可能性があります。
・避難するときには、必ず電気のブレーカーを切り、ガスの元栓を閉めましょう。
・我が家の安全を確認後、近所にも声をかけて安否を確認しましょう。