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町長コラム

令和3年度の重点取り組み②~防災・減災体制の強化~

平成30年7月豪雨災害では、海田町(カイタチョウ)も大きな被害を受けており、今年度スタートした町の新たな総合計画においては、「災害に強く安全なまちづくり」を柱の1つとしています。

防災対策では、災害復旧・復興や災害に強い生活基盤の整備といったハード面(施設・設備)の対策と、ソフト面(人材、情報や意識など)の体制強化の両輪を揃えて進めていくことが、大変重要になります。

特に、住民の皆さんの早期避難や、地域で、周りの人達への避難を呼び掛けていただく呼びかけ体制づくりが、非常に大切になってきます。

海田町(カイタチョウ)としても、地域の皆さんとともに、防災・減災へ取り組む必要があると考えております。

令和3年度に取り組む事業としては、

  • 災害発生に伴う危険箇所など、新たに9カ所に防災ライブカメラ(現場の映像を安全な場所から確認できるカメラ)を設置
  • スマートフォンを使ったデジタル情報の見方などをわかりやすく説明する防災出前講座の実施
  • 自主防災リーダー(地域防災力(ボウサイリョク)の向上に率先的に取り組む人材)の育成

などに取り組んでいくこととしています。

このほかにも、災害発生時に素早く避難できるよう、正確な情報を素早く、的確に発信していく手段を構築していきます。

こうして、住民・地域・行政が一体となって、災害に備えていきたいと考えていますので、皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。

海田町長

西田 祐三(ニシダ ユウソウ)