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町長コラム

令和3年度の重点取り組み③~「夢と志を持ち、挑戦する」児童生徒の育成~

5月18日に予定されていた聖火リレーは、新型コロナウイルス感染症の拡大により、残念ながら公道での実施が中止となり、福山市の会場で無観客の点火セレモニーとして行われました。

7月23日には、いよいよ東京オリンピックの開幕が予定されています。

海田町(カイタチョウ)は日本初のオリンピック金(キン)メダルリスト織田幹雄さんの生誕地であり、そうしたご縁もあって、オリンピックに合わせて、陸上関係者や、海田町(カイタチョウ)ゆかりの多くの方々から、映像メッセージをいただいております。海田町(カイタチョウ)ホームページから視聴できますので、ぜひ、ご覧ください。

織田幹雄さんといえば、スポーツにおける功績だけでなく、「世界人と成るべし」という言葉などを残しておられます。人種や国籍にとらわれることなく、人と人との対等な関係を築くことの大切さといった、現在にも通じる、グローバルな視点を示していただきました。

本町の児童生徒は、織田幹雄さんの紹介文を書いたり、外国人留学生に英語で紹介したり、さまざまな学習を通して織田幹雄さんの生きかたや考えかたにふれています。

このような小・中学校への保護者の評価は、令和2年度の海田中学校においては、全ての項目で、肯定的な回答の割合が増加し、その多くが90%を超えました。

海田町(カイタチョウ)では、さらに教育の質を高めていく一つの取り組みとして、全町立小中学校での高速大容量のネットワーク環境の整備と、児童生徒一人一台端末の導入を終え、今年度から本格的に ICT 機器の活用を開始しています。

このほか、小学校への教科担任制の導入による学力の向上や、幼保小の連携など、教育環境の整備にもしっかりと取り組んでおります。

オリンピックに挑戦された織田幹雄さんのように、海田町(カイタチョウ)の児童生徒一人一人が、夢と志を持ち、挑戦するマインドを胸に、未来にはばたいていけるよう、海田町(カイタチョウ)として全力で取り組んでいきます。

ホームページではオリンピックを契機とした海田町(カイタチョウ)ゆかりの方々などの海田町(カイタチョウ)へのメッセージを配信しています。

海田町長

西田 祐三(ニシダ ユウソウ)