子ども出生数と人への投資について
全国的に、出生数が過去最少を更新し、意識の問題としても、「結婚と出産に関する全国調査」において、未婚女性の希望する子どもの人数が初めて2人を割り込み、1.79人まで下がっています。
この調子でいくと将来、日本は大変なことになってしまうのではと不安も感じてしまいますが、岸田総理は、子ども関連予算を倍増させる方針を出されておられます。
また、総理の主要施策である「新しい資本主義」の第1の柱として「人への投資」の抜本強化を掲げられています。豊かさの基盤となる人へ資源を分配し、次の成長へつなげていくことの重要性を説いておられるものです。
こうした中、本町は令和4年の9月期(昨年10月から9月までの1年間)の出生数が343人と、過去10年で最大となりました。
自然増と社会増による人口増加を維持していることから、これを継続することによって年少人口から高齢人口までバランスのとれた人口構成を目指してまいりたいと考えています。
このため、国・県としっかり連携を図り、町民の皆様が、くらしやすさを実感していただけるよう、子育て支援、教育、健康増進など、全世代にバランスのとれた「人への投資」の取り組みを進めてまいりたいと考えておりますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
海田町(カイタチョウ)長
西田 祐三(ニシダ ユウソウ)