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町長コラム

「新」 ~令和5年 今年の一文字~

「新」しい年が始まり、1カ月余り経ちましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

昨年を振り返りますと、流行を繰り返す新型コロナウイルス感染症や、ウクライナ情勢などから発した物価高騰、歴史的な円安などが、町民生活に大きな影響を及ぼしました。

町として、ワクチン接種の推進や、生活応援クーポンの発行、中小企業などへの応援金の給付など、「命」と「暮らし」を守る取り組みを実施してまいりました。

その一方で、感染対策に気を付けながらも、行事やスポーツイベントなど人の集まりが少しずつ戻ってきました。私もできる限り参加させていただきましたが、活気あふれる地域活動や、まちを盛り上げようとする皆さんの姿に胸が熱くなりました。

町民や事業者の皆さんの、ご協力に対して、改めてお礼申し上げます。

また、出生者数や人口の増加も続き、先月にも「新」たな認定こども園、児童クラブが開園されました。未来に向かって町が発展していく動きが続いていることをうれしく感じます。

また、町では、職員の気持ちを一つにして業務に取り組むため、職員からの提案により、その年のキーワードとなる一文字を設定しております。

令和5年は、「新」庁舎への移転に伴い、職員一同、町民の皆さんに尽くすという気持ちを新たにするという意味を込めて、『新』を今年の一文字といたしました。

平成28年の「一」から始まり、「連」、「開」、「明」、「輪」、「健」、「翔」、「新」と続け、今年で8年目を迎えます。

並べてみますと、「一連開明輪健翔新」となります。この『新』の一字のもと、格致日新※の心構えで、ウィズコロナなどの「新」たな生活様式や、「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」などの変革に対応した「新」しいサービスの提供に、職員一丸となって取り組み、暮らしやすさを実感していただけるまちづくりに邁進してまいります。

※格致日新:物事の本質や真理を追究し常に向上し続けること。

海田町(カイタチョウ)長

西田 祐三(ニシダ ユウソウ)