3月19日 東広島・安芸バイパス開通
昭和49年に都市計画決定され、48年にわたり開通を待ち望んでいた東広島・安芸バイパスが、いよいよ今月の19日に全線開通します。
これによって、国道2号の渋滞の緩和による物流の円滑化や通勤時間の短縮、交通事故の減少、周辺地域との連携強化による商圏の拡大など、さまざまな効果が期待されます。
また、平成30年の豪雨災害において山陽道や国道2号が通行止めとなった際も、一部開通していた東広島バイパスが代替路として機能するなど、非常時における交通の確保の更なる強化も期待されます。
海田町(カイタチョウ)は、西国街道の宿場町となるなど、昔から交通の要衝として栄えた町であり、鉄道は明治27年に山陽本線が、明治36年に呉線が開通し、道路は国道2号と海田を起点にする国道31号があるなか、このバイパスの開通で、さらに交通拠点としての重要性が高まるものと考えます。
さらに、東広島バイパスから海田大橋に接続する広島南道路(明神高架橋)や、新畝橋などの整備が進むことにより、まちの交通ネットワークの充実に大きく寄与することから、引き続き、国や県としっかりと連携しながら、まちの交通の要衝としての利便性と拠点性の向上に努めてまいります。
海田町(カイタチョウ)長
西田 祐三(ニシダ ユウソウ)