令和5年度の重点取り組み
令和5年度の新たな門出を迎えました。
新たな場所、新たな環境で、新生活をスタートされる町民の皆様や、それを見守るご家族のかたもいらっしゃることと思います。
新庁舎は9月の開庁に向けて着実に進捗しております。耐震性の確保や浸水対策、太陽熱を利用する空調機器の導入など庁舎のハード面での整備に続いて、マイナンバーカードを活用し、住民票などの発行申請書記入を省力化できるシステムの導入など、新たな住民サービスの向上を図ってまいります。
さて、本町は人口が5年間で1,000人近く増加しています。また、7年連続で人口の自然増と社会増を維持する見込みです。
こうした人口の増加を維持していくため、より多くの方々に「海田町(カイタチョウ)に住みたい、住み続けたい」と思っていただけるよう、令和5年度の当初予算を編成いたしました。
それでは、今年度の町の重点取り組みを紹介します。
子育て支援の充実については、かいた版ネウボラの中で、伴走型相談支援を2月から開始し、相談支援の充実と、出産・子育て応援給付金による経済的支援を一体的に実施するとともに、乳幼児等の医療費助成について、通院費の助成の対象を中学校3年生までに、令和6年1月から拡大します。これらの取り組みにより、全ての妊婦や子育て世帯が安心して出産・子育てできるまちづくりを推進してまいります。
高齢者福祉については、高齢者いきいき活動ポイント事業や、通いの場への支援を行い、高齢者一人ひとりが生きがいを持ち、住み慣れた地域で、安心していきいきとくらせる社会の実現を推進してまいります。
これら幅広い世代の住民の皆様に、生涯にわたって「くらしやすさ」を実感していただくとともに、持続可能なまちづくりに、職員と一丸になって取り組んでまいります。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
海田町(カイタチョウ)長
西田 祐三(ニシダ ユウソウ)