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町長コラム

「もしも」に備えて今できることを!

海田町(カイタチョウ)長 竹野内 啓佑

こんにちは、竹野内啓佑です。元日に発生した能登半島地震では、甚大な被害が確認されています。「まさか元日に......」24時間365日、災害はいつ起こるか分からないということを改めて気づかされました。被災された方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、1日も早い被災地の復興をお祈り申し上げます。

発生が差し迫っていると言われる南海トラフ地震。海田町(カイタチョウ)では最大震度6弱の激しい揺れと、1.5メートルを超える津波が海田湾の沿岸部を襲い、死者は1,000人を超えると想定されています。

皆さんは「地震に備えていますか」と尋ねられて、自信を持って「はい」と答えられますか?

それぞれができる防災の取り組みとして、備蓄があります。今、日常時と非常時の2つの局面で役に立つ「フェーズフリー」の商品やサービス、アイデアに注目が集まっています。例えば、長期保存が可能で栄養補給にもピッタリの干物や漬物、炊き出しに使えるキャンプ用品など、普段使いできるものも多く、私自身、日常生活へ積極的に取り入れて無理なく災害に備えています。

災害から命を守るためには、町民の皆さん一人一人の災害に対する心構えや備えが重要です。日頃から災害に備えて自らを守る「自助」、近所で助け合う「共助」、行政による「公助」、この3つの力を結集して、災害に強い海田をつくっていきましょう。