小学校へと向かう、朝の通学路。
まだ眠たそうなこどもたちが
ランドセルを背負いながら歩くそばで
地域のボランティアの皆さんが立ち、
無事に登校する様子を見守っています。
「おはようございます」の声に、
元気に返す子や、おじぎをする子。
一人ひとりを優しく迎える立ち姿が、
身近な安全を支えています。
何気ない朝の風景の中 温かいまなざしで命を守る
朝7時20分。澄んだ空気の中、海田町立小中学校の支援ボランティア(登下校指導)の人たちが、それぞれの持ち場に立ち始めます。海田小学校の東門や正門、正門向かいの道路、そして学校近くの交差点へ。
「地域の子どもは地域で守る」というスローガンのもと、10~20年ほど続く登下校時の見守り活動は、一人ひとりの「やってみよう」という思いから始まっています。 孫の通学がきっかけの人、自宅のすぐ前が小学校という人、まちのあいさつ運動の流れで続けている人。 民生委員として何かできないかと考えた人もいます。スタート地点は違っても、こどもたちを大切に思う気持ちは同じ。毎朝、通学路を歩く様子を見ながら声をかけ、車に気を配りながら安全に導き、正門では「おはようございます」とあいさつで迎える。そんな何気ない風景の中、小さな命が守られています。
海田小学校近くの横断歩道。青信号の時間が短いことから、「青止まれ」という独自のルールがあるそうです。
見守りから始まる交流が明日への元気につながる
毎日早起きして同じ場所に立ち続けることは、簡単なことではありません。暑い日も、冷たい雨の日も、雪が舞う日だってあります。それでもボランティアの皆さんは、「こどもたちから元気をもらっています」と笑顔です。「1年生の時、泣きながら登校していた子が大人になり、今度はその子のこどもが通学するようになって。 成長が見られるのもうれしいですね」と話す人も。日々の交流の中で、こどもたちの安心と信頼が育まれています。
年に一度、小学校で開かれる「感謝の会」では、ボランティアの皆さんに「いつもありがとうございます」と心のこもった手紙や歌が贈られます。 参加した皆さんは「続けてきてよかったと思えるし、大きな励みになっています」と口々に話します。
今日もまた、心通うあいさつの声が小学校の周りに響き、一日の始まりを明るく照らします。
横断歩道にたなびく、安全を守る黄色い旗。
記されているのは「ありがとう」の言葉。
令和8年度のボランティアを募集中!
1 主な活動内容
児童生徒の登下校の見守り(各個人の参加可能な場所、時間帯で実施)。
2 必要物品の貸与
横断旗、反射服、帽子、腕章などは海田町が貸与します(数に限りがあります)。
3 申し込み
活動を希望する小中学校もしくは教育委員会事務局で所定の申込書に必要事項を記入してください。
※年度ごとの申し込みになりますので、継続の人も手続きをお願いします。
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