海田の年表に刻まれる「水害」の二文字
町制施行から、まもなく70年を迎える海田町。 この町が歩んできた時間は、水と共にありました。 今から119年前の明治40年に起こった大水害をはじめ、まちは何度も土砂や浸水の被害を受けてきました。山が崩れ、川の水があふれ出る…。 それは、地形が宿命的に持つ、構造的な弱点でもあります。
歴史を知ることは、恐怖をあおることではありません。「正しく恐れる」 ための知恵を蓄えることです。
平成30年7月豪雨では、私たちの住む地域でも、大量の流木と土砂が流れ込みました。 自然現象は制御できません。 けれど、その現象が「災害」になるかどうかは、私たちの行動の地続きにあります。 今後30年以内に高い確率で発生するとされる南海トラフ地震など、 異常気象がスタンダードになる時代。 私たちは、最悪の事態を「自分事」として再設計しなければなりません。
制御不能な自然と制御可能な行動
危機管理の大切なポイントは、最悪の事態を想定することです。 町を囲む日浦山、瀬野川。 恵みをくれる自然は、時に牙をむきます。 その事実を、まずは静かに受け入れることから 「自助」は始まります。
何も起こっていない平時のうちに、自宅周辺の危険を把握し、耐震や備蓄を整えておく。「生きる力」とは、その一歩一歩の地道な積み重ねの中にこそ宿っています。
「防災」は、決して他人事の啓発ではありません。 先人たちがつないできた「命を守るバトン」を私たちが受け取り、次の70年へとつなぐための、大切な約束なのです。
海田町では各種ハザードマップを作成、配布しています。 海田町ホームページからダウンロードもできます。
問い合わせ 防災課(役場3階)
電話番号823-9208
FAX 823-7927
