観客席からフィールドへ、新しい挑戦が生まれる町に
海田町長 竹野内 啓佑
海田町には、地域活動に熱心に取り組み、盛り上げる一役を担う人たちが数多くいます。皆さんの地域を想う熱い気持ちは、町の大きな財産です。
しかし、その熱意を形にするのは簡単ではありません。まちづくりの現場では、時として理想論が先行し、具体的な実現可能性の議論が置き去りになってしまうケースが見られます。「誰がリスクを負い、どう予算を確保するのか」という本質を深めないまま「行政がやるべきだ」という意見にとどまるのは、町の可能性を狭めてしまう非常にもったいないことです。
かつてジョン・F・ケネディ大統領は「国があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何ができるかを問うてほしい」と言葉を残しました。
今の時代に必要なのは、当事者としての行動です。思いだけで終わらせず、自ら動く人を町全体で応援し、新しい挑戦が次々と生まれる町にしなければなりません。「足を引っ張り合うより、エールを送り合う」町でありたいと思います。
私自身も、理想を追求しつつ、現実を直視した姿勢でまちづくりに挑戦しています。海田町の豊かな可能性を引き出すため、皆さんもそれぞれの場で、ぜひ主体的にチャレンジしてください。観客席からフィールドへ降り、自らプレーする選手になる。そんなプレーヤーが増えるほど、町への誇りと愛着(シビックプライド)が深まり、にぎわいや活力が生まれます。
今年、町制施行70周年を迎える海田町。この大きな節目を、皆さんの「やってみたい」を形にする機会にするため、町は「応援金」という形でサポートしています。皆さんの素晴らしいチャレンジを待っています!
