子どもの健やかな育ちと住民の健康を支えるまちづくり
3月を迎え、寒さの中にも春の気配が感じられるようになりました。
町民の皆様の中にも、進学や就職などを迎えられる方も多いことと思います。
卒業シーズンにもなりますが、今年度、本町の町立小学校から約280名、町立中学校から約240名の児童・生徒が御卒業なされます。
海田町で学ばれたことを生かし、未来に向かって羽ばたいていかれることを期待しております。
ところで、全国的に少子高齢化が進んでいるといわれておりますが、本町の場合は少し状況が異なり、昨年1年間の出生数は308人と一定の水準を維持し、高齢化率も横ばい傾向にあります。
こうした中、保育所の待機児童の解消は喫緊の課題ですので、町として、さいわい保育園、みどりのなぁーさりぃ、こうわ認定こども園海田、小さくら保育所、みどりのもりこども園を整備してまいりました。
また、海田市駅前に開設予定の病児保育施設、令和4年度開設予定の西浜保育所跡地の認定こども園を整備し、多様化する保育ニーズを踏まえた保育体制の充実を図っているところです。
これに加え、児童クラブの定員超過対策として、みどりのもり児童クラブや西浜保育所跡地にも児童クラブを整備し、放課後に適切な遊びや学びの場を提供してまいりますとともに、「かいた版ネウボラ」などの子育て支援や学校教育の充実も図ってまいりたいと考えております。
また、高齢者の皆様の健康もしっかりと守っていきたいと考えており、1月から開始した高齢者いきいき活動ポイント事業については、約3割の方にポイント手帳を交付し、ご活用いただいているところでございます。
来年度も引き続き、それぞれの取り組みの充実を図ってまいりたいと考えており、来月以降、順次ご紹介させていただければと思います。