子育て支援と教育環境の充実について
出生数の増加が続いています。
出生率の県内1位が継続し、さらに、出生数は昨年度上半期の154人から、今年度は185人と31人も増加しています。
町として、子育てしやすい環境の整備に努めてきたことも理由の1つではないかと、うれしく感じております。
平成29年にスタートさせた「かいた版ネウボラ」については、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援として、事業を充実させてまいりました。
プレママ教室、パパママ教室、助産師の相談室などの事業を行うとともに、今年度から、産後ケア事業として助産師さんが自宅を訪問するアウトリーチ(訪問)型サービスを始めました。
助産師会などの関係団体と連携することによって、きめ細かいサービスの提供が実現できています。
教育についても、今年度の全国学力調査において、小学校で、町の平均が県平均より国語、算数とも5ポイント、理科は8ポイント高いという、良い結果が出ています。
中学校で、国語は1ポイント、数学は2ポイント高く、理科は1ポイント低いですが、前回より改善しております。
また、ICT教育の環境整備として、今年8月、全町立小中学校の全ての普通教室に電子黒板を整備しました。
私も授業を見学させていただきましたところ、子ども達がタブレットに打ち込んだ内容を電子黒板に映し出して話し合いをしたり、先生が電子黒板に写した教科書に書き込みされるなど、先生方の工夫を凝らされた授業に感銘を受けました。
こうした環境整備によって、子ども達にのびのびと能力を伸ばしていただけたらと思います。
今後も、若い世代も含めた全世代がいきいきと暮らせる町であり続けるため、より一層「海田町に住みたい、住み続けたい」、「海田町で産み育てたい」と思っていただけるよう、子育てしやすい環境の整備や教育環境の充実に努めてまいります。