東京2025デフリンピックキャラバンカーが海田町役場にやってきます!!
この機会に是非、お立ち寄りいただき、みんなでデフリンピックを盛り上げていきましょう!!
「東京2025デフリンピック」全国キャラバン活動
広島県内は、8月13日から8月19日にかけて、全市町を巡回することになっています。
○ 目的
・ 東京2025デフリンピックの認知度向上及び機運醸成
・ 手話言語やろう者の文化の発信・理解促進
・ 多様性と共生社会(SDGs)の推進
・ 日本代表選手や各国選手への応援を全国から届ける
○ 主催
一般財団法人全日本ろうあ連盟
海田町役場への訪問日時・場所
場所 海田町役場 正面玄関周辺
(安芸郡海田町南昭和町14-17)
デフリンピックとは
オリンピックやパラリンピックは聞いたことがあっても、デフリンピックという言葉は初めて聞いた方も多いのではないかと思います。
デフリンピックの「デフ(Deaf)」とは、英語で「耳がきこえない」という意味で、「デフ+オリンピック」を組み合わせた言葉です。
デフリンピックは国際的な「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」として、4年に1度開催されています。
「2025東京デフリンピック」は、日本では初めての開催となりますが、1924年にパリで第1回大会が開催されてから、100周年の記念すべき大会です。
【パラリンピックとの違いは?】
パラリンピックとデフリンピックでは、主に参加する障がいの種類と開催形式が異なります。
パラリンピックは主に肢体不自由、視覚障がい、知的障がいなど、身体的な移動や動作、情報認識に直接影響を与える障がいを対象としており、競技ルールや用具には、障がい特性に合わせた多様な工夫がされています。
一方、デフリンピックの対象となる聴覚に障がいのある方は、競技における情報伝達(スタート合図、審判の指示、チームメイトとのコミュニケーションなど)に課題がありますが、身体的な動作能力そのものに大きな影響がないため、多くの競技でオリンピックとほぼ同じルールで運営されています。コミュニケーションは国際手話によって行われ、スタートの合図や審判の指示は、光で知らせたり、旗や手をあげたりして、視覚的な合図によって運営されています。
※競技中は、安全性や公平性を確保するため、補聴器など聞こえをサポートする器具を身につけることは禁止されてます。
歴史的に見ても、デフリンピックは1924年に始まり、パラリンピックよりも長い歴史があり、パラリンピックに聴覚障がいのある方が参加する場合に、他の障がいの種類と同様に、障がいの程度に応じたクラス分けや補助具の取り扱いについての新たなルール作りが必要なことなど、デフリンピックが培ってきた「音のない世界」での競技の独自性が損なわれる可能性も考えられることなどから、パラリンピックとは別に独立した大会が開催されいます。
【デフリンピックに出場できる人は?】
参加するためには次の2つの条件を満たすことが必要となります。
○ 聞こえをサポートする「補聴器」などを外した状態で、きこえる一番小さな音が55デシベルを超えている人
※音の大きさはデシベル(dB)という単位で表されますが、数字が大きくなるほど音が大きくなります。55デシベルは、ふつうの声での会話がきこえないレベルです。
○ 各国の「ろう者スポーツ協会」(日本では「全日本ろうあ連盟」)に登録されている選手で、選考競技会で記録や順位などが出場条件を満たした選手
大会概要
大会名称 第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025
開催日程 令和7(2025)年11月15日(土曜日)~11月26日(水曜日)
参 加 国 70~80か国・地域
選 手 数 約3,000人
競 技 数 21競技
陸上、バドミントン、バスケットボール、ビーチバレーボール、ボウリング、自転車(ロード)、自転車(MTB(マウンテンバイク))、サッカー、ゴルフ、ハンドボール、柔道、空手、オリエンテーリング、射撃、水泳、卓球、テコンドー、テニス、バレーボール、レスリング(フリースタイル)、レスリング(グレコローマン)
競技会場 東京都、福島県、静岡県の19会場を予定
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