授乳室で搾乳ができる旨の表示にご協力ください

　出産した女性の中には、赤ちゃんが入院していたり、出産後に復職したり等、様々な理由から搾乳を必要とする方がいます。
　海田町では、搾乳が必要な方が、気兼ねなく授乳スペースを利用できるよう、役場等の町施設に、搾乳でも利用できる旨の表示をしています。

　「搾乳」とは、産後の女性が母乳を自分で搾ることです。産後は、授乳をしない間にも身体が母乳を作るため、職場復帰などで授乳回数が減った場合、母乳が溜まって乳房が張ることがあります。張りを放置した場合、乳房等に痛みや熱が出たり、母乳の量が減ったりする可能性があります。

　衛生的で、落ち着いて搾乳ができる場所があれば、産後の女性が乳房の張りや痛みを我慢して体調を崩したり、辛い思いをしたりすることを防ぐことができます。
　搾乳が必要な方々が安心して搾乳できるよう、社会全体で搾乳に対する知識、理解を深めるとともに、環境を整えていくことが重要です。
　授乳スペースのある民間施設等においても、可能な範囲で搾乳ができる旨の表示にご協力ください。趣旨に沿った目的であれば、どなたでもご利用いただけます。