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旧千葉家住宅座敷棟建築250年記念事業ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年4月1日更新ページ番号:0036254
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 旧千葉家住宅の主要部を占める座敷棟が建て替えられてから,今年で250年を迎えます。

 海田町ではこれを記念して,「これまでとこれからと~千葉家250年物語」をスローガンに,年間を通して様々な催しを行います。

旧千葉家住宅とは?

 旧千葉家住宅は,近世山陽道(西国街道)の宿場町として栄えた海田にあって,宿駅の要職を勤めた千葉家の旧宅です。
 御茶屋(本陣)や脇本陣に準ずる施設として、要人の休泊などにも使われた本住宅は,街道沿いに面して建ち,主屋・角屋・座敷棟及び泉庭により構成されています。
 中でも,安永三年(1774年)に建築された座敷棟は,同時期に建てられた附属建物や泉庭とともに,建築当初の統一感ある接客空間の面影を今によく伝えており,平成3年(1991年)に書院が広島県重要文化財,泉庭が広島県名勝に指定されました。
 また,平成23年(2011年)には,郷土の歴史文化の継承や学習に役立ててほしいと,千葉家から海田町へ本住宅が寄贈されました。

  ◆ 詳しくはこちら ⇒ https://www.town.kaita.lg.jp/site/modasquare-kyuchibake/19535.html

座敷棟について

 主として家族の住まいや家業の場であった「主屋(しゅおく)」,「角屋(つのや)」と異なり,座敷棟は海田を訪れたお客様をもてなすための空間でした。

 千葉家は江戸初期に海田に来住し,酒造業を営む傍ら,宿駅の要職も担う有力な町人であったため,御茶屋(本陣)や脇本陣に次ぐ格式の座敷を持つことが許されました。

 主に大名家の家老クラスや長崎奉行など幕府要人の休泊に使用された記録が残っています。

座敷棟

「これまでと これからと」

 座敷棟の建築から250年を迎えるにあたり,4月から行ってきた「旧千葉家住宅座敷棟建築250年記念事業」。

 四季折々の庭園の移り変わりや座敷のしつらえを楽しみに,多くの方が町内外から足を運んでくださいました。

 歴史的な建物と現代の芸術家たち,次世代を担う若者たちとのコラボレーションなど,活動は例年に無い広がりを見せ,また新しい魅力を発見できたのではないかと思います。

 「これまでと これからと」のキャッチコピーの如く,江戸時代から守り伝えられた文化財を,様々な形で受け継いでいけるよう,これからも公開活動を継続してまいります。

 

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