子宮頸がん(HPV・ヒトパピローマウイルス)ワクチンの予防接種について
子宮頸がんワクチンの接種について
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)は、子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチンです。
子宮頸がんのほとんどは、主に性交渉によって感染するHPVが原因のため、感染予防としてのワクチン接種が大切です。HPVは、性交渉の経験がある女性なら誰でもかかる可能性があります。
接種にあたっては、厚生労働省のリーフレット等をよくお読みいただき、接種の意義・効果と接種後に起こりえる症状について十分確認し,理解した上で受けるようにしてください。
1.標準的な接種スケジュール
一定の間隔をあけて、同じワクチンを合計2回または3回接種します。接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングや回数が異なります。どのワクチンを接種するかは、接種する医療機関に相談してください。
3種類いずれも、1年以内に規定回数の接種を終えることが望ましいとされています。
※1: 1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。
※2・3: 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。
※4・5: 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の1か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※4)、3回目は1回目から5か月以上、2回目から2か月半以上(※5)あけます。
2.HPVワクチンに関するリーフレット
小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ
3.対象年齢
小学校6年生から高校1年生に相当する年齢の女子
※対象年齢に該当する方のうち、転入された方等で接種を希望される場合は、母子健康手帳を持ってくるの上、健康づくり推進課にお越しください。
※現在(令和7年度)小学校6年生の方への個別通知は、令和8年4月に郵送します。
4.接種期間
高校1年生相当になる年度の3月31日まで
5.医療機関に持ってくるするもの
- 接種を受ける人の住所・生年月日が確認できるもの(健康保険証など)
- 予診票(個別通知に同封しています。)
- 予防接種券 ※町外の医療機関で接種する場合に必要です。町外で接種する場合は母子健康手帳を持ってくるの上、健康づくり推進課まで取りに来てください。
- 母子健康手帳 ※紛失などの理由で持ってくるできない場合、接種記録表を健康づくり推進課でお渡ししています。
6.接種回数
3回(15歳未満で9価のワクチンの接種を開始する場合は2回でも可)
7.接種場所
HPVワクチン接種ができる町内の医療機関はこちらです。
町外の医療機関の情報は、「医療情報ネット(広島県用Topページ)」のホームページで検索できます。
8.接種費用
無料
9.外部リンク
10.その他関連情報
定期予防接種による副反応のために,健康被害が生じた場合は,法律に定められた救済制度(健康被害救済制度)があります。
11.県外で接種を希望される場合の手続きについて
接種日において海田町に住民登録があり、進学などで県外に居住されている場合、県外の医療機関で接種できます。
その場合、事前に手続きが必要ですので、健康づくり推進課へお問合せください。
12.ワクチンに関する相談窓口
キャッチアップ接種に関する経過措置について
令和6年夏以降の大幅なワクチン需要の増加により、子宮頸がんワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいる状況等を踏まえ、令和7年(2025年)3月末までに接種を開始した方が、全3回の接種を無料(公費)で完了できるようになりました。→厚生労働省ホームページ<外部リンク>
【経過措置期間】
2026年3月31日まで
【経過措置対象者】次の(1)(2)ともに満たす方
(1)キャッチアップ接種対象者(1997~2007年度生まれ)・高校1年生相当の女性(2008年度生まれ)
(2)2022年4月1日~2025年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方