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町長コラム45

海田町長 山岡 寛次(ヤマオカ カンジ)

都市基盤整備の進展について

本町では、第4次海田町(カイタチョウ)総合計画に基づき、子育てや安全安心なまちづくりに重点を置きながら、各種施策を展開しています。

都市基盤整備のうち特にJR海田市(カイタイチ)駅周辺整備については、町の発展や町民の皆さんが生活するうえで欠かせない重要なものであることから計画的に着々と取り組んでいます。

町内道路網の骨格となる都市計画道路新開蟹原線(はなみずき通り)や中店小学校線(ひまわり通り)は、多くの地権者の方々などのご協力で、ようやく完成に近づきつつあります。

町道(チョウドウ)については、生活に密着した道路で、優先順位の高いものなどから順次、整備を進めています。長年、懸案となっていたものも含め、完成またはその目処が立ちつつあるものについて、いくつかご紹介します。

昨年度末に完成した町道(チョウドウ)3号線瀬野川(セノガワ)東踏切(呉線側)の歩道拡幅については、多くの町民の皆さんから「安全でとても便利になりました。」との声をいただいています。引き続き、通学路や歩行者の安全性を確保するため町道(チョウドウ)2号線瀬野川(セノガワ)西踏切から中店第一踏切までの歩道整備に取り組んでまいります。

3月末に三迫二丁目と三迫三丁目を結ぶ道路が完成し、地域住民の皆さんにとても喜んでいただいています。

芸陽バス三迫終点より少シ(スコシ)上に幅員の狭い道路、町道(チョウドウ)6号線2工区がありますが、このたび、用地取得ができましたので、循環バス路線の延伸などを可能とするため道路を広げてまいります。

公園については、快適で潤いのある緑地環境を引き続き提供するため、これまで所有者のかたからお借りしていた寺迫公園の土地を買わせていただきました。

昭和18年、つまり戦時中に造られた石原配水池については、平成25年度から2カ年かけて1池ずつ耐震化整備を行いました。これからも、安全でおいしい水道水を安定して供給してまいります。

公共下水道の汚水整備率は98%と進み、国の掲げる地方創生では、人口減少が最大のテーマとなっていますが、本町の場合、これまでの取組に呼応するかのように、町内各地でマンションや戸建住宅の建設が行なわれており、県内でも珍しい人口増加のまちとなっています。

今後とも住んでみたい、住んでよかったと思っていただけるまちづくりを推進してまいります。