「美容医療サービス 十分な説明を求め契約は慎重に」
(独立行政法人国民生活センター発行「見守り新鮮情報第213号」より転載)
・相談内容
事例1
チラシに付いていた美容外科の割引券を利用して、気になっていたほうれい線にヒアルロン酸とコラーゲンを注射してもらった。3日後の今も右頬がピリピリして紫色になっている。唇も痛い。
事例2
「若返り」と書かれた折り込み広告を見て美容外科に行った。20日後の息子の結婚式に間に合うと言うので、目尻にしわ取りの注射をしてもらったが、結婚式当日になっても顔の腫れがひかなかった。事前に注射の内容やリスクの説明はなかった。半年経った今も顔が腫れ、たるんでいなかったところがたるんでいる。
・アドバイス
美容医療サービスの施術には身体への危険が伴います。広告などの情報をうのみにせず、施術内容、価格、リスクや施術結果の見通しなどについて、医師から十分な説明を受けた上で、慎重に判断をすることが重要です。
説明や料金に納得できなかったり、施術に不安を感じたりしたら、その場で契約してはいけません。
痛みや腫れなどが取れない場合は、速やかに医療機関の診断を受けましょう。
困ったときは、早めに相談してください。
・相談窓口
海田町(カイタチョウ)消費生活相談コーナー 電話番号 082−823−9219
受付 月曜日から金曜日 9時から17時(祝日は除く)※木曜日は、消費生活相談員がいます。
場所 町民サービス室(役場2階)
広島県生活センター 電話番号 082−223−6111
受付 月曜日から金曜日 9時から17時
場所 広島市中区(ナカク)基町10番52号(県庁農林庁舎1階)