「「見るだけでいいから」と勧誘され 展示会で何度も着物を購入」
(独立行政法人国民生活センター発行「見守り新鮮情報第214号」より転載)
・相談内容
事例1
7年前、呉服店で小物を購入したところ、その1カ月後に着物の展示会に誘われ、担当者が自宅に迎えに来た。「買うつもりはない」と伝えたのに、会場でスタッフ数名に囲まれ、2点の反物のうちどちらがいいかと聞かれ、「こっちが良い」と答えただけで買ったような雰囲気になり、契約してしまった。その後も、「見るだけでいいから」と誘われて参加すると、長時間勧誘されて断りきれず契約することを何度も繰り返し、総額1千万円以上も使ってしまった。
・アドバイス
「見るだけでいい」などと誘われて展示会場に行き、一度契約すると、その後、次々と勧誘されることがあります。必要なければきっぱり断りましょう。購入するつもりがなければ、展示会に行かないことも大切です。
誰にも相談できないまま契約を重ね、問題が深刻化する例もあります。被害防止のためには、家族や介護関係者など周囲の見守りが不可欠です。家の中に見慣れないものや不審な契約書がないかなど、日ごろから気を配りましょう。
困ったときは、早めに相談してください。
・相談窓口
海田町(カイタチョウ)消費生活相談コーナー 電話番号 082−823−9219
受付 月曜日から金曜日 9時から17時(祝日を除く) ※木曜日は、消費生活相談員がいます。
場所 役場2階町民サービス室
広島県生活センター 電話番号 082−223−6111
受付 月曜日から金曜日9時から17時(祝日を除く)
場所 広島市中区(ナカク)基町10番52号(県庁農林庁舎1階)