生活習慣病予防月間
2月は「全国生活習慣病予防月間」です。これは、日本生活習慣病予防協会が、生活習慣病に対する国民の意識向上と、それによる健康寿命の延伸を目的として定めたものです。
生活習慣病の多くは、長年の生活習慣の乱れにより発症するもので、代表的なものに高血圧症、糖尿病、脂質異常症があり、三大生活習慣病と呼ばれています。
海田町(カイタチョウ)国民健康保険の生活習慣病等(トウ)患者数(患者千人あたり)をみると、骨粗しょう症や骨折などの「筋疾患(キンシッカン)・骨格疾患」に次いで三大生活習慣病である脂質異常症、高血圧症、糖尿病が続きます。
まずは健診(ケンシン)などで自分の健康状態を把握し、適切な治療を受けるほか、食事や運動などの生活習慣を見直しましょう。
野菜を食べて撃退 生活習慣病
350(さあゴー)かいたベジ食べるプロジェクト
海田町(カイタチョウ)では、「350(さあゴー)かいたベジ食べるプロジェクト」と題し、みなさんが1日に350グラムの野菜を摂取できるよう、さまざまな取り組みを行なっています。
野菜は、生活習慣病予防の強い味方です。
野菜に含まれる食物繊維は、糖の吸収をおだやかにしたり、余分な糖質や脂質の吸収を抑える働きがあります。また、ビタミンC、ビタミンEなどには抗酸化作用があり、動脈硬化の予防にも役立ちます。
メインのおかずのボリュームアップに使ったり、もう一品ほしいときに副菜としてプラスするなど、野菜を積極的に取り入れましょう。