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町長コラム

海田町長 西田 祐三(ニシダ ユウソウ)

海田町(カイタチョウ)の魅力発信について

爽やかな春の陽気の中、いよいよ新年度がはじまります。

このたびの予算は、私が町長に就任してから初めて編成した予算です。地区の特性に合わせたまちづくりを進めていくため、「まち まるごと オンリー・ワン」の考えで編成しています。主な内容は、今月の「広報かいた」でご紹介していますので、ぜひ、ご覧ください。

さて皆さんは、人から「海田町(カイタチョウ)はどんなまち」と聞かれて、どうお答えになりますか

例えば、古代の貝塚・古墳などの遺跡があるまち。西国街道・旧千葉家(チバケ)住宅などの江戸時代の町並みが残るまち。神社仏閣の伝統的な行事や祭りなどの文化が根付くまち。古くから交通の要衝として栄えた、多様な産業が立地するまち。日本人初のオリンピック金メダリストの織田 幹雄(オダ ミキオ)さんや元広島カープの三村 敏之(ミムラ トシユキ)さんなどのトップアスリートを輩出したまちなど、いろいろと思い起こされることでしょう。

ただ、海田町(カイタチョウ)の魅力として町内外の人に広く知られているかとなると、残念ながら、まだまだと思います。

このことは、昨年、開催した地方創生の「海田町(カイタチョウ)まち・ひと・しごと創生総合戦略会議」のなかでも、指摘されています。

そこで今年度から本格的に海田町(カイタチョウ)の魅力の創造や発信に力を入れていくことにしました。

海田町(カイタチョウ)と言えば「○○(マルマル)」のイメージを広く定着させるためには、県内はもちろんのこと、東京圏や関西圏にお住まいのかたにも、強く発信していく必要があると考えています。

そのためには目で見て分かるように動画やポスターの作成などのほか、町内外の各種イベントを通じてしっかりPRしてまいります。

より効果を発揮するため、古くから加工販売が盛んに行なわれている海苔を使った特産品開発を広島安芸商工会や事業所の皆さんなどと連携して行う予定です。もちろん、豊かな自然が育んだ瀬野川(セノガワ)の伏流水を原水(ゲンスイ)とする「海田の水」や、町花(チョウカ)ひまわりをモチーフにした「ひまわり煎餅」も、引き続き大きな魅力として発信してまいります。

これらを契機に、まちの魅力を最大限に生かしながら、未来に向かって新たな文化や歴史を創造し、交流人口の増加や賑わいの創出を図ってまいりたいと考えています。