企画課
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第2回 日下橋(クサカバシ)
海田町(カイタチョウ)の瀬野川(セノガワ)にかかる12本の橋。その中の一つである日下橋(クサカバシ)は、昭和9年に木造の橋からコンクリートへと姿を変えました。写真提供者の中本(ナカモト)さんの生まれる前のことで、「これらの写真を見ながら、父から話を聞いたのを覚えています。」と話してくださいました。今回は昭和9年頃の海田町(カイタチョウ)について、日下橋(クサカバシ)完成当時を知る国岡(クニオカ)さんに話を聞きました。
国岡 光明(クニオカ ミツアキ)さん
昭和9年に完成した日下橋(クサカバシ)は、瀬野川(セノガワ)で一番最初のコンクリート造りの橋です。広島陸軍歩兵部隊が東の谷から新峠を越え熊野町(クマノチョウ)に入り、熊野跡村(現在の阿戸)を通って原村の演習場へ向かっていました。橋と同時に、現在の国際学院高校へ行く道も整備されました。工事には県から多額の補助金が出たようです。落成式のとき、私は小学校3年生でしたが、もちまきなどが行なわれました。
子どもの頃は、みんな家の手伝いをしていました。昔は近所の人と助け合っていたように思います。遊ぶ場所は山や川でした。当時は、瀬野川(セノガワ)にナマズやウナギ、アユが、山にはたくさんの野ウサギがいましたね。
海田町(カイタチョウ)には良いところがたくさんありますので、良いところはこれからも残していってほしいです。
昔の写真を収集しています
海田郷土文化研究会では、昔の写真を収集しています。
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