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町長コラム

海田町長 西田 祐三(ニシダ ユウソウ)

海田町(カイタチョウ)の自然資源

海田町(カイタチョウ)は、都市部にありながら、とても自然が豊かです。町内の自然資源の中で代表的なのは瀬野川(セノガワ)です。瀬野川(セノガワ)は、さまざまな生き物が暮らしています。きれいな水の象徴といわれるカワセミが観察でき、環境の良さがうかがえます。また、河川敷(カセンジキ)には畝公園や石原公園、成本公園といった公園もあり、子どもたちの遊びや環境学習の場となっています。今年も7月9日に河川敷(カセンジキ)を利用して、毎年恒例の「かいた七夕さん」が開催されました。町民の手作りの祭りとして、すっかり定着し、当日は、多くの人々が訪れ、家族連れなどで大いに賑わいました。

また、毎年、6月と9月には、自治会、児童生徒、町内企業、町(チョウ)職員など多くの人々が「空き缶等(トウ)散乱ごみ追放キャンペーン」に参加し、瀬野川(セノガワ)の清掃活動を行なっています。

海田町(カイタチョウ)には、今なお豊かな自然があります。それをいつまでも大切にしたいという思いから、瀬野川(セノガワ)の伏流水を原水(ゲンスイ)に、おいしい「海田の水」のペットボトルを作り、販売しています。ぜひ、ご賞味いただければと思います。

昨今、各地で地方創生の取り組みが行なわれています。海田町(カイタチョウ)もその一環として定住促進事業に取り組んでいます。町の魅力を発信し、興味を持ってもらい、町外(チョウガイ)からの移住・定住者を増やすことによって、町を活性化させようという事業です。海田町(カイタチョウ)は、広島の中心地から電車で10分程度という便利な土地にありながら、瀬野川(セノガワ)や日浦山(ヒノウラヤマ)といった自然資源が豊富な町です。海田町(カイタチョウ)の「都市と自然の近接」という特性を活かし、瀬野川(セノガワ)の魅力を含めた自然環境や、町の便利さなどの魅力を発信していきます。

また、近年は、地球温暖化の影響により局地的な集中豪雨や台風の巨大化などが心配されています。自然資源は、魅力的である一方、危険な面もあります。適切な災害対策により、皆さまの安全・安心を守り、自然資源の魅力を十分に活用していきたいと思います。