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町長コラム

海田町長 西田 祐三(ニシダ ユウソウ)

災害に強いまちづくり

先月8日、新年恒例の消防出初式が海田小学校で行なわれました。前日からグラウンドで安芸消防署や海田町(カイタチョウ)消防団によるリハーサルや会場準備が進められましたが、当日は、雨のため急きょ(キュウキョ)、体育館へ変更となりました。しかし、早朝から消防団員をはじめとする関係者の皆さまの迅速な行動により、定刻に式典を開始することができました。雨に対応するための連携・協力の姿には心強く感じ、災害時においても、このように迅速かつ適切に対応できるものと確信いたしました。

式典は、消防団長の開式(カイシキ)宣言で始まり、私の式辞では、消防行政のより一層の充実を図っていく旨をお伝えしました。その後は、長年にわたり消防・水防活動に尽力いただいた消防団の皆さまを表彰するとともに、来賓を代表して町議会議長からご祝辞をいただきました。式典終了後は出初式を祝うため海田鼓童子(カイタツヅミドウジ)による和太鼓(ワダイコ)演奏や広島市消防局はしご乗り同好会のはしご乗りが披露されました。はしご乗りでは、初めて女性の乗り手が登場し、厳粛な中にも華やかな演技が披露されました。

昨年を振り返りますと、大雨により本町で初めて避難勧告を発令しましたが、幸いにも大きな被害には至りませんでした。災害が突発的に発生し、拡大が予測される中では、「自助・共助・公助(コウジョ)」の考え方が大切になります。

広島県では平成29年度、子育てサークルなどで活動する女性を対象に、防災活動のリーダーの育成に取り組む方針を固めました。今後、女性の活躍が一層期待されるところです。町民の皆さまには、自らの命は自ら守る「自助」、近隣が助け合って地域を守る「共助」の意識をもって、災害に備えていただきたいと考えております。

「公助(コウジョ)」については、町(チョウ)職員の防災教育の充実を図るとともに、町(チョウ)と民間企業の災害時の支援協定を進めており、井戸水などを含む飲料水・食料確保のための支援物資、民間の建物を利用させていただく津波・浸水時の避難場所、避難場所での畳・ダンボールベッド・トイレの提供など、平成28年から協定の締結を加速させ、現在32件の締結に至っており、今後もあらゆる災害に対応するため協定の締結に取り組んでまいります。

今後も、消防関係機関をはじめ住民の皆さまを含めた地域、企業、町(チョウ)が一体となった「災害に強いまちづくり」を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。