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心の風景 私の海田町(カイタチョウ) 変わり続けるまち、つながる思い

企画課

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最終回 昔の写真

昨年の広報かいた5月号から連載した「心の風景 私の海田町(カイタチョウ)」も最終回です。

今回はこの連載をするにあたり写真の提供などで協力していただいた「海田郷土文化研究会」の会長である百本(ヒャクモト)さんにお話を聞きました。

百本 邦子(ヒャクモト クニコ)さん

写真の中で、風景ももちろん素敵ですが、私は写っている人がどのような思いでいたのか、どのように生きていたのか、という部分に興味があります。

昔の写真を見ていると、戦前、戦後の貧しい生活で厳しい状況のなかでも人々は笑っているのです。物が無い時代でもそのような笑顔の人を見ると、今は物資が満ち足りていますがそれが本当の幸せなのかと反省してしまいますね。

昔の海田町(カイタチョウ)は行事に今よりもたくさんの人が参加していました。お祭りなどではいろんなところから参加し、人が集まる中心地域だったように思います。昔からある伝統的な行事はこれからも残し、また昔のようにたくさんの人が集まってほしいですね。

海田町(カイタチョウ)はとても暮らしやすい町です。ずっと住んでいるとわからないかも知れませんが、海田町(カイタチョウ)からほかの地域に出た人、ほかの地域から海田町(カイタチョウ)へ来た人は「暮らしやすい」と話します。これからも「住んで良かった」と感じる町であり続けてほしいです。