ひきこもりとは いくつかの要因が重なって、社会参加(就学、就労、家庭外での交遊など)を回避し、原則的には6ヵ月以上にわたりおおむね家庭内にとどまりつづけている状態をいいます。
本人の気持ちは
①孤立感、焦り、不安な気持ちでいっぱいです
誰にもわかってもらえない、これからさきどうなるんだろう、と不安でいっぱいです。
②傷つきやすく、自信が持てない状態です
社会参加することで傷つくことを恐れ、ひきこもり状態となります。
③人一倍、物音や周囲の状況に神経を使い、敏感です
非常に繊細で傷つきやすく、周囲に対して不信感を抱きやすい状態です。
ひきこもりからの回復のために
①焦らないこと
とても難しいことですが、家族の対応によって少しずつですが変化が見られます。
②家族もひきこもらないこと
家族が孤立したり、疲れを感じないために、相談機関の利用や、家族会へ参加するなど、気持ちのはけ口を見つけましょう。
③温かく柔らかい雰囲気づくり
原因探しや家族間(カン)で責めることはやめ、本人の苦しさや辛さを受け止めましょう。
相談機関の紹介(予約制です。まずはお電話ください。)
・5月のこころの相談室(保健センター) 5月22日(火曜日)13時30分から(面接相談)
・ひきこもり相談支援センター 電話番号 082−893−5242(電話相談・面接相談)
・県立総合精神保健福祉センター 電話番号 082−884−1051(面接相談)