建設課
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広島県には土砂災害危険箇所が約32,000カ所(全国1位)あります。県土の約7割が山地で占められ、その大半が崩れやすい『まさ土』で覆われていますが、山すそまで宅地化が進んでいることから、集中豪雨や台風などにより土砂災害が発生し、家屋や人命に被害がおよぶケースが生じています。
平成26年8月に広島市安佐南区で発生した土砂災害では、77人の尊い命が失われました。このような中、土砂災害警戒区域などの指定が進められ、町(チョウ)では海田南(カイタミナミ)小学校区と海田東(カイタヒガシ)小学校区で当該区域の指定が行われました。
町(チョウ)では、土砂災害に強いまちづくりをめざすため、町民の皆さんが行う土砂災害対策改修に要する費用の一部を補助する事業を行います。
・次のすべてを満たす建物が補助対象です
・土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)の指定の前から区域内にある住宅・建築物
・土砂災害に対する建築基準法上の構造方法を満足しないもの
・土砂災害対策改修の結果、安全な構造となるもの
・次のすべてを満たす人が申請できます
・補助対象となる住宅または建築物の所有者
・町税(チョウゼイ)などを滞納していない人
・次の金額を補助します
改修に要する費用の23%(上限額75万9千円、千円未満切捨て)
(補助金の算定例)
例① 改修に要する費用が350万円の場合
3,500,000円×23%=805,000円>759,000円 となり、補助金額は75万9千円です。
例② 改修に要する費用が100万円の場合
1,000,000円×23%=230,000円<759,000円 となり、補助金額は23万円です。
・添付書類
建物の付近見取図、配置図など(配置図には特別警戒区域を記載)、建築基準法施行令第80条の3を満足していないことが確認できる資料、土砂災害に対して安全な構造となることが確認できる資料、現況写真、見積書の写し、建築確認済証又は検査済証の写し(建築確認が必要な場合)、登記事項証明書 ほか
・申し込み
9月28日(金曜日)までに、申請書(建設課で配布)に添付書類を添えて建設課(役場2階)へ。(申請書は町(チョウ)ホームページからもダウンロードできます)
※予算がなくなり次第、受け付けを終了します。
・注意事項
・改修工事は、補助金の交付決定を受けた後に契約して実施してください。
・来年2月28日(木曜日)までに工事を完了し、実績報告書を提出してください。
・専門的な知識が必要ですので、申請にあたっては近くの建築士事務所や工務店などに相談してください。