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町長コラム

海田町長 西田 祐三(ニシダ ユウソウ)

「新庁舎整備に係る住民説明会」

「新庁舎整備に係る住民説明会」を2月に開催したところ、皆さまにご参加いただき、貴重なご意見をいただきました。誠にありがとうございます。

当日は、基本設計段階ではありますが、新庁舎の姿を簡単なアニメーションなどでご覧いただきました。

新しい庁舎は

・主要道路に隣接し、徒歩圏内の居住者が多いほか、周辺に公共・民間施設が多く立地し、利用者の利便性が高いこと

・町(チョウ)のほぼ中心に位置し、効率的な災害応急活動ができること

・主要道路沿線を中心とした町(チョウ)の活性化が期待できること

から南昭和町の「元広島県海田庁舎敷地」を建設予定地といたしました。

庁舎は、行政の拠点として町民サービスの提供を行い、町(チョウ)の活性化や暮らしやすさを向上させることが必要です。

そのため、町民交流スペースを設け、町(チョウ)の活性化に貢献できる設えとしています。

また、町民の皆さまのご利用頻度の高い窓口部門はワンフロアに集約配置し、利便性を高める計画としています。

設えとしては、バリアフリーに配慮することを基本的な考え方とし、エレベーターを設置するなどしております。

また、2階への多様なアクセスルートを確保するため、外部からのアクセスデッキを採用するなど、おとずれやすい建物となるように工夫をしています。

もうひとつ重要なこととしまして、近年の大規模災害の経験を踏まえ、防災活動の拠点となり、速やかな災害応急活動に資する庁舎であることが必要です。

そのため、大地震時においても、揺れを軽減させ、建物への損傷を抑えることができる免震構造(メンシンコウゾウ)を導入して、新たに建設することが必要であると判断しました。

さらに、防災拠点機能を向上させるため、災害対策関連諸室(ショムロ)の集約配置などを行います。

今後は、引き続き実施設計を行い、事業用地の取得や建設工事に着手してまいります。よりよい庁舎整備に向けて取り組んでまいりますので、皆さまのご理解・ご協力をお願いいたします。