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町長コラム

海田町長 西田 祐三(ニシダ ユウソウ)

「SDGs(エスディージーズ)」とまちづくり② 意外と身近なSDGs(エスディージーズ)

今回は、「意外と身近」なSDGs(エスディージーズ)の話をします。SDGs(エスディージーズ)は、「持続可能な開発目標」といいます。全部で17個の目標があり、その中の一つに、「つくる責任つかう責任」という目標があります。環境への負荷を減らしながら、持続可能な生産と消費を両立させようというものです。例えば、買い物袋の有料化も、日々の暮らしの中で発生するごみを少しでも(スコシデモ)減らそうという試みの一つであり、SDGs(エスディージーズ)の考え方に沿うものです。皆さんも、マイバックでの買い物やマイボトル持参でのお出かけ、家庭での、こまめな節電など、環境への負荷を減らしつつ、豊かな日常生活を送る工夫をしておられるのではないでしょうか。

また、皆さんは生活の様々な場面で「もったいない」という言葉を使ったり、思い浮かべたりすることはありませんか。私も小さいころ、親から「もったいない」ことはしないようによく言われましたし、今は孫たちに私が言っています。この「もったいない」という言い方は、日本独特の表現らしく、一言で同じニュアンスを表す言葉は海外にはないそうです。

さらに、食事のときの「いただきます」という言葉は、食べ物、動物、作ってくれた人、すべてに感謝しながら、「いただく」という気持ちを表しているものです。

このように、我々(ワレワレ)が自然に身に付けて、何気なく行なっていることが、実はSDGs(エスディージーズ)の目標として、世界中で取り組んでいることであり考え方なのです。

SDGs(エスディージーズ)には、ほかに16個の目標もあります。いずれも我々(ワレワレ)に身近なものですので、次回以降も、ご紹介していきたいと思います。