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海田町(カイタチョウ)の魅力発信!ボリューム4 銅蟲(どうちゅう)

広島の伝統工芸品「銅晶(どうちゅう)」を紹介します。

職人が一つ一つ手作業で作り上げた広島の伝統工芸品

5月、広島で開催された主要国首脳会議(G7サミット)の先遣隊代表に海田町(カイタチョウ)の西井製作所が製造した、広島県の伝統工芸品「銅轟(どうちゅう)」のビアカップが贈呈されました。

「銅嚢(どうちゅう)」とは、江戸時代の初めに広島藩主浅野候に仕えた銅細工師の佐々木伝兵衛が仕事熱心なあまり、「銅の器(むし)」と呼ばれたことに由来します。一枚の銅板を何度も叩いて作る伝統工芸品で、表面にツチ目模様が施され、光沢を帯びているのが特徴です。

伝統技術を引き継ぐ職人は時代の流れとともに減っていき、ついには途絶えてしまいましたが、西井製作所では、この伝統技術を復活させ、商品化を実現させました。ビアカップ、ハイボールカップは、海田町(カイタチョウ)ふるさと納税の返礼品(ヘンレイヒン)としても、好評をいただいています。