ページの先頭です。

人生100年時代 健康長寿をめざそう

熱中症?いや、脳梗塞かもしれない!

(夏の脳梗塞を防ぐために 脱水や夏かぜに注意してください)

健康づくり推進課(役場2階)

電話番号823-4418FAX番号823-0020

1.脱水が脳梗塞の原因に?

脳梗塞は血管の中に血液の塊(血栓)ができて、脳の中の血流を阻害してしまう病気ですが、「脱水」はその血栓ができやすくなる状態です。そのため夏は、脳の血管が詰まる「脳梗塞」が起きやすくなります。

2.脱水が起きやすい ここに注意!

  1. 夏の朝
    寝ているあいだに発汗が増え、脱水状態になり脳梗塞を起こしやすい状態です。枕元に水分を置き、寝る前や途中目が覚めたときに飲むようにしてください。また、夜間に血圧が下がり、血流が滞って血管が詰まりやすくなります。
  2. 大量飲酒をやめる
    飲酒は尿量を増加させ、脱水の原因になります。アルコール以外の水分をしっかり取りましょう。
  3. 高齢者はのどの渇きを感じにくい
    こまめな水分補給が大切です。室温の温度調整もしっかり行いましょう。
  4. 寝不足、体調不良も脱水の原因に
    夏かぜなどの感染症を起こすと、血液が固まりやすくなり、脳梗塞が起こりやすくなります。

3.次のような症状が急に起こったら、すぐに受診してください

  • からだの左右どちらかが動かせない、力が入らない
  • からだの左右どちらかがしびれる、感覚が鈍くなる
  • ろれつが回らない、言葉が出てこない
  • 片方の目が見えない、視野が半分欠ける
  • 足もとがふらつく、力が入らず立てない
  • めまいが起きる

脳の中のどの部分の血管が詰まるかによって、出る症状は異なります。発症後、数時間であれば使えるお薬や治療もありますので、 脳梗塞を少しでも疑う場合は救急車を呼んでください。