松本 遼太さん(左)、吉田 淳之助さん(中左)、光井 健志郎さん(中右)、内谷 治起さん(右)
海田高等学校野球部
「文武両道」がモットー 海田高校野球部で過ごして
松本:僕が野球を始めたのは、小1のときに友達からソフトボールに誘ってもらったことがきっかけです。その後はクラブチームにはいり、野球にのめりこんでいきました。中3の頃に部活体験で訪れた海田高校野球部の雰囲気が良く、入部するに至りました。
吉田:僕が野球を始めたのも同じく小1の頃。幼い頃からカープがすきだったので、野球にはずっと憧れを持っていました。親の仕事の都合で東京や島根へ引っ越したこともありましたが、野球はずっと続けてきました。海田高校野球部は、野球と勉強の両立ができる素晴らしい環境だと思います。
光井:僕は兄が野球をしていたので、その姿に憧れて野球を始めました。応援にもよく行ってましたね。海田高校野球部の監督はこれまでも他校で好成績(コウセイセキ)を収められていて、その話を聞いたことが当校進学の決め手になりました。
内谷:創部70周年を迎える海田高校野球部のスローガンは、「鍛錬平日の行、勝負一瞬の行」です。平日はわずか1から2時間程度しか練習時間を確保できない日もありましたが、だからこそ集中して練習に励めました。勉強を怠ることなく野球に打ち込めたのは、本当に良かったと感じています。
心とカラダに刻まれた、熱き闘いの日々
松本:今年の海田高校野球部は、春の県大会は準優勝、夏の県大会でベスト8という好成績(コウセイセキ)を残すことができました。初出場となった中国大会でも4強入りを果たせ、個人的にはまだ上をめざしたかったという思いが残るものの、全体としては満足いく結果になったのではと思います。春の県大会の2回戦で呉高校と対戦し、同点タイブレイクからゼロにおさえてサヨナラで勝てたのが今でも印象に残っています。
吉田:僕は中国大会の初戦が印象的でした。益田東高校という島根の強豪校と対戦したため注目度の高い試合でしたが、バッター陣がヒットを連発できたこと、ピッチャーの松本くんがうまくおさえ込んでくれたことが重なり勝利を収められました。
光井:春の南部地区予選で瀬戸内高校と対戦した際、負けを喫してしまったことがあったんです。悔しかったけど、あの試合から良い緊張感が生まれたように感じています。どうやったら効率良く点が取れるか、仲間と意識の共有もできました。また、大会では皆さんからもらう声援が大きな励みになりました。
内谷:春の地区予選突破から春の県大会、そして夏の大会ではとことん勝ちにこだわり、全力で野球と向き合った半年間でした。春の決勝で広陵高校と対戦した時は力の差を見せつけられましたが、3回ぐらいまで何とかくらいつくことができました。もう一度、広陵高校と戦いたいという気持ちを今でも持っているほどです。キャプテンとしての苦労も多々ありましたが、それよりも得たもののほうがずっと多い日々でした。
新たな目標を胸に次のステージへ
松本:野球を通じ、最後まであきらめないことの大切さを学びました。今後は、野球環境が整った大学へ進学が決まっているので、学びをだいじにしながら練習に励んでいきたいです。また後輩たちには、これから自分たちをこえられるような結果をめざして頑張ってほしいです。
吉田:早朝や放課後の練習、眠い目をこすりながらの勉強、週末は試合…。そんな日々のなかで、「今やるべきことを必ずやる」という強い精神力が身につきました。現在は関東の大学への合格をめざして受験勉強に励んでいます。
光井:野球をする上で多くの人たちから応援をもらい、すごく力になりました。応援をもらえる人になるには、当たり前のことをできる人間でなければいけないと感じています。正しい生活態度やルールを守るなど、野球を通し人として大事なことは何か気付かせてもらいました。大学でも野球を続け、いずれは高校教師になるのが夢。いつか海田高校野球部の監督を務めたいです。
内谷:監督に言われた「環境は言い訳にならない」という言葉が、強く胸に残っています。頑張ればなんとかなるということを、強く実感するようになりました。今は国公立大学合格をめざし受験勉強に励む毎日。大学進学後も文武両道の精神を忘れず、野球と勉強とに力を注いでいきたいです。
MY Favorite 海田のお気に入り
海田市(カイタシ)駅周辺の飲食店
休日の試合後に、海田市(カイタシ)駅近くの焼肉屋などで皆でご飯を食べたりしました。心地よい疲れを感じつつ、他愛ないおしゃべりをしながら仲間と過ごした時間は、何より楽しく充実した思い出です。
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電話番号823-9212メールアドレスbrand@town.kaita.lg.jp
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