織田幹雄スクエア
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千葉家には、中世から近代にわたるさまざまな書画が伝わっています。屏風に衝立、掛軸のほか、表装前の「まくり」状態のものも数多くあり、海田町(カイタチョウ)では、広島や海田ゆかりの主要資料について、表装や破損修理を継続的に行い、一般公開で展示してきました。代表的な作品としては、広島藩御用絵師山野峻峰斎による屏風や掛軸、ふすま絵などがあります。千葉家にはほかにも、広島藩儒を務めた加藤棕蘆や頼聿庵、藩重臣澤三石らの書画、神辺の儒学者菅茶山の書なども伝わっており、藩との交流や宿場町としてにぎわった海田の文化的な側面が伺えます。