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今をときめくまちのあの人に会いに行く ボリューム43

海田町(カイタチョウ)にゆかりのある人を毎月ピックアップし、現在の活動や仕事内容から、海田町(カイタチョウ)への思いまで深掘りしていきます。

12月号では、海田町(カイタチョウ)を拠点に活動するFC VERMEジュニアサッカースクールのコーチを務める西平弘志さんを取材。サッカーを通じた出会いやつながり、チームに懸ける思い、今後の目標などについてお聞きしました。

西平 弘志さん

FC VERME ジュニアサッカースクール コーチ

楽しさや喜びをくれたサッカーと共に在った人生

小学生時代にサッカーを始め、中学校でもサッカー部に所属。小中と県大会に出場して好成績を収めることができ、どんどん夢中になっていきました。高校は、県内でも強豪の県立広島工業高等学校に進学。レギュラーとして3年間活躍し、サッカーに明け暮れる毎日。全国大会の出場や県の高校選抜にも選ばれ、仲間と切磋琢磨しながら過ごしました。広島東洋カープの新井貴浩監督とは高校時代の同級生で、3年間同じクラスで仲良くさせてもらいました。野球とサッカー、打ち込む競技は違えど、同じスポーツマンとして楽しく有意義な時間をたくさん共有しました。高校を卒業後は、『日新製鋼』(現・日本製鉄)に就職し、中国社会人サッカーリーグなどで活動。32歳のときに役職がつくまで、企業の後押しもあり、サッカー中心の環境で働かせてもらいました。転機は45歳の頃。呉製鉄所閉鎖と共に、名古屋製鉄所へ転勤辞令が下り、転勤するか広島に残って転職するかの二択を迫られたのです。長くお世話になってきた会社には強い思い入れがあり、転職をするのはかなりためらいましたが、すでに『FCVERME』でコーチを始めていたこともあり、広島に残る決断をしました。

海田町(カイタチョウ)に住み25年、コーチとして活動

私が海田町(カイタチョウ)でくらすようになったのは、約25年前のことです。結婚前は広にあった日新製鋼の独身寮で生活しており、結婚を機に海田町(カイタチョウ)に移住。一男一女に恵まれ、仕事と家庭に邁進してきました。海田町(カイタチョウ)を拠点に活動するFCVERMEジュニアサッカースクールは、元サンフレッチェ広島の選手であった皆本勝弘さんが立ち上げたチーム。皆本さんは私の高校時代の先輩で、そのことが縁で長男を入団させました。FCVERMEのモットーは、「仲良く、楽しく、元気よく」。技術向上はもちろんですが、まずはサッカーをすきになり、一緒にプレーするなかで仲間を大切に思う気持ちを養ってほしいと考えています。長男が在籍中は、保護者代表のようなかたちでチームと関わり、長男が退団後にコーチに就任。また、チームを指導するかたわら、学校運営にも積極的にたずさわらせてもらっています。長女と長男が通って(カヨッテ)いた頃は、小中学校のPTA会長を5年間務め、たくさんの保護者や子どもたち、先生方と親しくさせてもらいました。今でも海田中学校区学校運営協議会委員として、地域と学校がより良くなるような活動をおこなっています。5年前からは浜角地区の民生委員・児童委員の委嘱を受けて、地域の方たちとコミュニケーションを取りながら、住みよいまちづくりをめざしています。海田町(カイタチョウ)は自然あふれるくらしやすい地域で、大人も子どもも高齢者も、皆が笑顔になれるすてきなまち。今後も、この素晴らしいまちを守っていけるような、そんな活動を微力ながら続けていきたいです。

子どもたちと一緒に目標へ向かって

気づけば私のサッカーコーチ歴も10年になりました。あの頃チームでプレーしていた長男はすでに成人を迎え、時の流れを感じます。お世話になった恩返しの気持ちもあって始めた指導者としての活動ですが、私のほうがチームや子どもたちからもらっているものが大きいなと感じる毎日です。朝目が覚めた時から次の試合のことを考え、仕事が終わった瞬間に「今日の練習はこのメニューをこなそう」とワクワクしています(笑)。サッカーとコーチの活動は、まさに私の元気の源。試合時に、対戦相手のコーチが高校時代の同級生だったなんていうこともあって、人との縁やつながりが構築できるのもまた、スポーツの楽しさだと思います。皆で一丸となって練習に取り組んできたこともあり、近年では県大会でもトップレベルへと食い込めるようなチームに成長しました。一昨年は準優勝、昨年と今年はベスト8に進出しているので、悲願の県大会優勝まであと一歩。そしていつかは、全国大会出場の夢を、子どもたちと一緒に叶えたいです。子どもたちが「サッカー大すき!」と言ってくれる、その情熱に負けないような、熱のこもった指導をこれからも続けていきます。そしてFC VERMEから子どもたちがプレーヤーとして羽ばたいていき、いつか日本代表選手が出てくれたら最高です!

MY Favorite 海田のお気に入り

日浦山を望む瀬野川河川敷

学校や地域と関わるようになり、より身近な場所になったのが瀬野川河川敷。「かいた七夕さん」の準備や運営で訪れることが多くなじみ深いです。春の桜や青葉生い茂る初夏、涼しい風吹く秋と四季折々に美しく、雄大な日浦山を望めるところも気に入っています。

出演者募集

かいたブランド課(役場3階)

電話番号823-9212メールアドレスbrand@town.kaita.lg.jp

広報かいたにご出演いただける人を募集中。自薦他薦は問いません。海田町(カイタチョウ)で活躍していたり、新しいことに取り組んでいたり、まちのことが大すきな人をお待ちしています。興味がある人は問い合わせてください。