資産活用課(役場3階)
電話番号823-3152FAX番号823-9203
【ヒ】…ヒマ太君
バイオマス発電所へようこそ! ヒマ太君!
【ヒ】「バイオマス」ってどういう意味なの?
生物資源(bio)と量(mass)を組み合わせた言葉で、植物や生物から得られた有機物を活用する再生可能エネルギーのことだよ。
【ヒ】どのようなものを燃料としているの?
主に広島県内産の未利用木材などをチップ化した「木質チップ」、未利用木材および製材時の端材などを円筒形に圧縮した北米産の「ホワイトペレット」、アブラヤシの実からパーム油を採取した後のヤシ殻である東南アジア産の「パームヤシ殻」を使用しているよ。
【ヒ】木質チップなどを使用すると環境にいいの?
木質チップなどのバイオマス燃料は、植物が成長する過程で吸収したCO2と燃焼した時に排出するCO2が同じになるから、「カーボンニュートラル」な燃料とされているよ。そのため、大気中のCO2を増やさず、地球温暖化の抑制につながっているんだ。
【ヒ】海田発電所ではどれくらいの電力が発電されるの?
海田発電所で発電される電力は、1時間あたり約10万kWhだよ。一般家庭で一度に使われる電気を3kWhとすると約3万世帯に供給でき、これは海田町(カイタチョウ)の世帯数の2.3倍になるよ。
【ヒ】地域との関わりで何か取り組んでいることを教えてほしいな。
これまでに、町内の小・中学生や公衆衛生推進協議会、消防署、警察署の皆さんに施設の見学をしていただいたよ。
【ヒ】小学生はどのような学習をしたの?
燃料となる木質チップなどに直接触れてもらったり、発電の仕組みをスライドを使って説明したよ。また、実際に施設内を見学してもらうことで、発電の流れをより深く理解してもらったよ。
【ヒ】小学生はどんなことに興味を持ったの?
「発電所からでている“もくもく”は何ですか」という質問があって、これは、発電する時に発生する水蒸気だから、健康には影響がないことを説明したよ。
【ヒ】最後に町民のみんなにメッセージをお願いします。
今後も地域の皆さんにカーボンニュートラルの取り組みについて知っていただきながら、環境に配慮したクリーンエネルギーを安定的に供給し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。