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町長コラム

未来に誇れる「守り」と「攻め」の調和

海田町長 竹野内 啓佑

こんにちは。竹野内 啓佑です。4月から新年度予算に基づく施策がスタート。私が政策立案で常に大切にしているのは「未来への責任」です。今現在の暮らしを支える「守り」と、将来の成長を仕掛ける「攻め」。物価高、金利上昇…新たな社会経済情勢や変化の激しい時代にあっても、この二つの調和こそが、まちづくりの本質であると考えています。

目に見える劇的な変化がないからと言って、今の平穏を守る「現状維持」だけに終始していれば、知らず知らずのうちに衰退という取り返しのつかない事態に。「守り」ばかりで「攻め」を忘れることは、実は最も大きなリスクです。もちろん、闇雲に予算を使うわけではありません。

私の考える「守り」とは、単なる削減ではなく、事務事業を徹底的に見直し、限られた財源を「真に価値ある施策」へ集中させる「賢い経営」です。無駄を省き、財源を獲得し、足腰の強い財政をつくることで、次世代にツケを回さない責任を果たします。

一方で、「攻め」とは、将来の町の活力を生み出すための「先行投資」を指します。他の自治体にはない独自のまちづくりを展開し、次代を担う海田っ子たちの教育・子育て環境への投資を思い切って進める…。今ここで必要な投資を行うことが、巡り巡って、あらゆる世代へのサービスの充実や将来の町の活力を生み出すことにつながります。

家計と同じように、締めるべきところは締め、使うべきところには将来のために投資する。今年度も、この「守りと攻め」を調和させ、未来に誇れるまちをつくっていきます!

令和8年度施政方針

今年は、海田町(カイタチョウ)が歩みを始めてから「70周年」という記念すべき節目であり、同時に、これから5年を展望する「第5次海田町総合計画(後期基本計画)」が動き出す重要な年です。

大型ハード事業を進めている今だからこそ、町政のあらゆる分野に人に寄り添う「ヒューマンスケール」の視点を取り入れ、浸透させていきます。居心地のよい空間、温かなコミュニティ、挑戦が形になる実感など。町民一人ひとりの生活の質(クオリティオブライフ)を大切にするスタンスで各種施策に取り組みます。

目に見えるハード施策と、心の通い合うソフト施策。この両輪を調和させることで、「誰もが憧れるまち」を志向しながら、「住みたい・住み続けたい・帰ってきたい」と思えるまちづくりを着実に進めていきます。70年の歴史に感謝しつつ、海田町(カイタチョウ)の未来を共に築いていきましょう。

主要施策の概要も含めた施政方針全文を町のホームページに掲載しています。ぜひ一読ください!

なお、施政方針(P9、10)に掲げた事業のうち、次の2件の予算は議会により減額修正されます。

①町民センター・海田 東公民館等複合施設整備事業

②海田小学校敷地内併設施設検討業務

これらの事業は、国の優遇財源を最大限に活用し、海田小学校および海田東小学校の建替整備と公共施設の老朽化対策を同時期に進め、最良の選択肢として提案したものです。

この度の議会の議決は、議員の皆様が慎重に審議された結果であり、真摯に受け止めています。今後、議会と具体的な対案について、建設的な議論を重ねてまいります。

施政方針はこちら→