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RSウイルス母子免疫ワクチンの定期接種について

印刷用ページを表示する 掲載日:2026年3月16日更新ページ番号:0044554

令和8年4月1日から、RSウイルス母子免疫ワクチンの定期接種が始まる予定です。
定期接種の対象となるのは、令和8年4月1日以降に接種した対象者に限ります。

RSウイルス感染症とは

 RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染によって引き起こされる呼吸器感染症です。2歳までにほぼすべての乳幼児が感染するとされており、初感染の場合、発熱、鼻汁、咳などの症状が出現し、うち約20~30%で細気管支炎や肺炎などの症状が出現するとされます。近年の研究結果によると、RSウイルスに感染した2歳未満の乳幼児のうち25%が入院しており、入院した2歳未満のうち、6カ月未満の割合が40%を占めています。
 RSウイルス感染症には特効薬がなく、予防方法として生まれてくる子の予防を目的に妊婦に接種するワクチンがあります。
詳しくは、RSウイルス感染症(外部サイト)およびRSウイルス感染症に関するQ&A(外部サイト)のページをご覧ください。

主な症状

 潜伏期は2~8日とされ、発熱、鼻汁、咳などの上気道炎症状が数日続きその後、場合によっては、気管支炎や肺炎などの下気道症状が出てきます。初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、喘鳴(ゼーゼーと呼吸しにくくなること)や呼吸困難、さらに気管支炎の症状が増加します。重篤な合併症として注意すべきものには、1歳以下では中耳炎の合併症がよくみられる他、無呼吸発作、急性脳症等があります。

母子免疫ワクチンとは

 妊娠中にワクチンを接種することで、お母さんの体内で作られた抗体が赤ちゃんに移行し、RSウイルスによる発症や重症化を予防できます。
 妊娠時にお母さんに抗体がない場合は、赤ちゃんにも抗体はつきません。

RSウイルス母子免疫ワクチン定期接種について

対象者

 接種時に海田町に住民登録があり、妊娠28週0日から36週6日の間にある妊婦の方

※過去の妊娠時に組換えRSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン)を接種したことのある方も対象になります。

接種スケジュール

 妊娠28週0日から36週6日までの間に1回接種。

※接種後14日以内に出生した乳児における有効性は確立していないことから、妊娠38週6日までに出産を予定している場合は医師に相談してください。

使用するワクチン

 組換えRSウイルスワクチン(アブリスボ)

接種回数

 妊娠ごとに1回接種できます。

接種時に持っていく物(広島県内)

・「予診票」及び「予防接種券(町内医療機関で接種する場合は不要)」
 ※(令和8年3月23日(月)以降)母子(親子)健康手帳交付の際に(転入した妊婦は、転入の手続きの際に)お渡ししますので、必ず持って行ってください。令和8年3月21日(土)以前に既に母子(親子)健康手帳を交付済み等の理由でお持ちでない方には郵送します。

・親子(母子)健康手帳

・住所、氏名、年齢が確認できるもの(マイナンバーカード、保険証、運転免許証等)​

予約及び接種できる医療機関について

【町内医療機関】

医療機関

電話番号

予約

おんじ内科クリニック(南大正町)

082-516-5316 7日前まで

かいたいちウィメンズクリニック(窪町)

082-822-8343 7日前まで

きらきらこどもクリニック(窪町)

082-554-7415

7日前まで

津田産婦人科(南幸町)

082-821-0303

3日前まで(土日を除く)

森原内科胃腸科医院(蟹原)

082-822-5550

4日前まで

【町外医療機関(広島県内)】

 ​接種を希望する町外医療機関が契約医療機関に当てはまるか、健康づくり推進課(082-823-4418)にお問い合わせください。

県外の医療機関での接種を希望する場合

 事前の手続が必要となります。手続きには2週間程度の期間を要するため、期間に余裕を持って行ってください。

 令和8年4月1日から接種できますので県外の里帰り先で接種される方や帝王切開等で出産される方は健康づくり推進課へお問い合わせください。詳しくは「県外の医療機関で定期予防接種を希望する方へ」をご参照ください。
 なお、すでに出産に向けて里帰りされている方などで、やむを得ず事前の手続が困難である場合も、健康づくり推進課へお問い合わせください。

ワクチンの効果

 妊婦の方が妊娠中に接種することにより、出生後の乳幼児のRSウイルス感染による下気道感染症(肺炎・気管支炎等)に対する予防効果が認められています。

 

有効性(※1)

日齢0日~90日

日齢0日~180日

RSウイルス感染症による
医療受診を必要とした
下気道感染症の予防

6割程度の予防効果 5割程度の予防効果

RSウイルス感染による
医療受診を必要とした
重症(※2)下気道感染症の予防

8割程度の予防効果

7割程度の予防効果

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※1 妊娠24週~36週の妊婦を対象としています。
※2 医療機関への受診を要する気道感染症を有するRSウイルス検査陽性の乳児で、多呼吸、SpO2 93%未満、高流量鼻カニュラまたは人工呼吸器の装着、4 時間を超えるICU への収容または無反応・意識不明のいずれかに該当と定義しています。

ワクチンの安全性

 ワクチンを接種後に副反応がみられることがあります。主な副反応には、接種部位の症状(疼痛、腫脹、紅斑)、頭痛、筋肉痛があります。
 また、海外における一部の報告では、妊娠高血圧症候群の発症リスクが増加する可能性があるという報告もありますが、結果の解釈に注意が必要であるとされています。薬事承認において用いられた臨床試験では、妊娠高血圧症候群の発症リスクの増加は認めませんでした。​

接種を受けられない方

 以下の方は、接種を受けることができません。

  • この予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシーを呈したことがある方
  • その他、予防接種を行うことが不適当な状態にあると医師が判断する方

 また、以下のような場合は接種を受けることができませんので、治ってから受けるようにしてください。

  • 発熱している。
  • 重篤な急性疾患にかかっている。

​接種に注意が必要な方

 以下の方は、接種にあたって注意が必要なので、あらかじめ医師に相談してください。

  • 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する方
  • これまでに、予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった方
  • けいれんを起こしたことがある方
  • 免疫不全と診断されている方や、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
  • 組換えRSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン)の成分に対してアレルギーを起こすおそれのある方
  • 妊娠高血圧症候群の発症リスクが高いと医師に判断された方や、今までに妊娠高血圧症候群と診断された方
  • 血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方

その他

 RSウイルス感染症予防接種に関するQ&Aなど、詳細は厚生労働省のホームページをご確認ください。

  【参考】厚生労働省ホームページ

  【参考】広島県感染症・疾病管理センター(ひろしまCDC)ホームページ

 予防接種では、極めてまれではあるものの健康被害(病気になったり障がいが残ったりすること)が起こることがあります。こうした事態に対応するため救済制度が設けられています。詳しい情報はこちら(厚生労働省ホームページ)をご確認ください。

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