1-1 町財政の硬直化の要因
印刷用ページを表示する 掲載日:2008年2月29日更新ページ番号:0000020
海田町はこれまで、行政改革実施計画に基づく事務事業の見直しや経費の削減に取り組んできました。財政力指数等の財政指標も全国平均に比べて、悪い値を示しているわけでもありません。
しかしながら、町財政は依然として厳しい状況にあります。
そこで海田町の財政が、なぜ現在のような厳しい状況にあるのかを把握するために、町財政の現状をいくつかの視点から見てみます。
要因としては、おおむね次のようなことが考えられます。
歳入面では、
- バブル崩壊後の景気の低迷や地価の下落、国の経済対策として実施された減税措置などの影響により、
- 平成10年度から平成17年度まで8年連続で減少
- 平成9年度と平成17年度を比べて、約5億円の税収減
町税が減少する一方で、歳出面では、
- これまでの都市計画事業等に加えて、平成14年度から平成16年度にかけて、合併を前提として、多額の町債(借金)を財源に大規模な建設事業を展開したことにより、
- 平成15年度から平成19年度まで5年連続で増加
- 平成14年度と平成19年度を比べて、約5億円の公債費(借金返済額)の増
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