自主防災組織
大規模災害が発生したとき,町はできる限りの対策をしますが,実際に被害を減らすために重要なのは,地域の皆さん自身の防災活動です。しかし,災害時に突然活動を行おうとしてもなかなか難しく,日ごろから災害に備えて協力体制を整えておくことが大切です。自主防災組織は,災害が発生した際,被害を最小限に食い止めるために重要な役割を担います。
自主防災組織の活動
【平常時】
地域内の安全点検・防災訓練の実施・防災意識の啓発など日ごろから地域で防災訓練や安全点検を繰り返して行うことで,実際に災害が起こったときに,どのように行動したらよいかわかるようになります。
【非常時】
初期消火・被災者の救出救助・避難所への避難など地域住民で協力して初期消火を行うことで,火事が広がるのを防ぐことができます。また,協力して素早く自主避難することで,二次災害の防止につながります。
自主防災組織は,住民一人ひとりの力で成り立っています。現在,町内の自主防災組織の結成率は,全世帯数に対して約9割です。地域の自主防災組織の設置活動や運営などに積極的に参加しましょう。
自主防災組織に対して結成時に防災用品の購入補助,避難呼びかけ体制構築活動時に経費補助を行っています。詳しくは,防災課へご相談ください。
【補助対象用品】
トランジスターラジオ,電池メガホン,トランシーバー,消火器,バケツ,救急セット,強力ライト,給食用釜,ポリタンク,ヘルメット,防水シート,発電機,投光機,コードリール,リヤカー,車椅子,担架 など