「物干しざおに10万円 移動販売に注意」
(独立行政法人国民生活センター発行「見守り新鮮情報第229号」より転載)
・相談内容
物干しざおの移動販売のアナウンスが聞こえたので、呼び止めた。「昔の値段で売っています」と言うので、常識的な価格だろうと思い、3本を注文した。その後、自宅用に合わせた長さに切った物干しざおを持ってきて、3本で約13万円を請求された。
驚いて抗議したが「切ってしまったから返品できない」と言われた。交渉して約9万円に下がったので仕方なく払った。
・アドバイス
物干しざおの移動販売では、市価の数倍もの金額を請求し、威圧的な態度で支払いを強要するケースなどが見られます。
クーリング・オフが出来るケースがほとんどですが、領収証が渡されなかったり連絡先が架空だったりするため、業者との返金交渉は極めて困難です。せめて、車のナンバーだけでも控えるようにしましょう。
購入前には、「1本○○円ですね」「○○円以上の支払いはありませんね」などとはっきり価格を確認し、納得できない場合は、断りましょう。
すごまれて恐怖を感じた場合は、近所の人や警察に助けを求めましょう。
不審に思ったら、早めに窓口に相談してください。
・相談窓口
海田町(カイタチョウ)消費生活相談コーナー 電話番号 082−823−9219
受付 月曜日から金曜日9時から17時(祝日を除く) 木曜日は、消費生活相談員がいます。
場所 町民サービス室(役場2階)
広島県生活センター 電話番号 082−223−6111
受付 月曜日から金曜日9時から17時(祝日を除く)
場所 広島市中区(ナカク)基町10番52号(県庁農林庁舎1階)