対話を重視
助産師・一般社団法人 広島県助産師会会員
いのちに寄り添う尊い仕事 助産師として親子を支援
町長に就任して以来、タウンミーティングや工事説明会などの機会を通して町民の皆さんと積極的に対話を重ねてきました。
まちづくりの主役は、言うまでもなく町民の皆さんです。これからも、町民の皆さんの納得と共感、理解を得ながら、未来の町民に誇れるまちづくりを進めていきます。
対話には、官民双方にとって大きな共通の利益があります。これまで以上に、海田町(カイタチョウ)に関係する皆さんの声を聞く場面を増やしていきたいと考えています。
海田町(カイタチョウ)の現状と今後
本町の人口は、令和6年12月末現在30,797人となっており、概ね横ばいで推移しています。 また、合計特殊出生率は、県内23市町でも1、2を争う高い水準を維持しています。しかし、全国的に少子高齢化の波が押し寄せる中、本町においても、今後、本格的な人口減少局面を迎えることが予想されています。こうした波に抗い、本町の人口を維持・増加させていくためには、「住みたい」「住み続けたい」「帰ってきたい」 と思っていただけるよう、「未来への投資」が必要になります。
住みたい 住み続けたい 帰ってきたいまちに向けて
住みたいまちへ
これから居住地を探す子育てに直面する若い世代に向けて、「かいたネウボラ」を中心とする「妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援」を更に充実させていくことが必要です。子どもたちの健やかな成長を支え、保護者の子育てに対する不安感や負担感、孤立感を和らげるため、直接的な給付だけではない、「相談しやすい」子育て支援体制や、二人目・三人目の出産を躊躇することのない保育・教育環境の充実に取り組んでいきます。
住み続けたいまちへ
これまで海田町(カイタチョウ)にお住まいの皆さんにとって、「住み続けたいまち」であるために、にぎわいや活力のあるまちづくりを進めるとともに、災害への備えや、介護などのサポートが必要になったときに「頼りになる」相談・支援体制を充実させていきます。
帰ってきたいまちへ
海田町(カイタチョウ)で生まれ育った海田っ子が、一旦海田町(カイタチョウ)を離れても、本町に「帰ってきたい」と思っていただくために、誇りや愛着のあるまちづくりを進めながらシビックプライドを育んでいきます。
次世代によりよい未来を残していくため、「誇りと愛着」「にぎわいと活力」「子育て・教育」「健康・生きがい」「安全・安心」 をテーマに全方位型のまちづくりを展開していきます。
海田町(カイタチョウ)のポテンシャルを最大限生かし、海田町(カイタチョウ)の暮らしの価値を高める取組に「意欲と情熱、明確なビジョン」を持って挑戦していくことを町民の皆さんに改めてお約束します。