秋の風物詩。『地域行事』の継続に感謝!
海田町長 竹野内 啓佑
こんにちは。竹野内 啓佑です。観測史上最も暑い夏が過ぎ、ようやく過ごしやすい気候に。この季節になると、町内の通りに元気な声が響き渡ります。それは、海田っ子たちによる「こども神輿」の練り歩きです。私も三十数年前、法被(ハッピ)にねじり鉢巻きの伝統スタイルでみこしを引いたことや、「いーのこ、いのこ(以下略)」と声を張って、地面をついて回ったことを思い出します。
こうした世代を超えて受け継がれる地域行事は、地域で「顔の見える関係」をつくる貴重な機会です。 忙しい日常の中で、近所の人たちと顔を合わせ、言葉を交わす場面は意外と少ない中、行事があることで同じ町や地域で暮らす人たちの存在を改めて感じることができます。地域行事は、単なる娯楽ではなく、心をつなぐ糸のようなもの。地域住民共通の財産であると言っても過言ではありません。
一方、地域行事を下支えしてきた自治会の担い手不足が深刻化しており、その継続が危ぶまれています。海田町では、これまで自治会に負担をかけてきた問題を認識し、自治会への依頼事務の削減など負担軽減を実施中。来年度からは、広報紙の配布方法を見直す方針(※)としています。慣例による負担を解消しながら、自治会の活動目的の一つである「地域住民の交流」に取り組んでいただける状況をつくっていければと思います。
「地域のつながり」のために日々活動されている自治会・子供会・地域の皆さんに感謝しつつ、「ピッピッ」「わっしょい」……来年もまたこの光景に出会えることを願っています!
※ 自治会配布(①)または民間委託(②)のいずれかを各自治会が選択する方式。①の場合、自治会が当該自治会区域内を全戸配布(役場が配布世帯数分の委託料を自治会に支払い)し、②の場合、役場が委託した民間業者が当該自治会区域内を全戸配布します。
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