都道府県や市町村を地方公共団体といいます。地方自治とは「その住民が、その地域の行政を自分で考え、自分たちの手で行っていく」ことです。しかし、住民全員が集まって行うことは困難ですので、代表者を選び、この代表者が集まって住民の意思を決定する機関が議会です。
町議会では町民の皆さんの考え方が町政に反映されるよう、条例・予算などの議案を審議しています。(議会に提出される案を議案といいます。)議案は、町議会で審議され決定することにより、その効果を発揮します。
海田町議会は、約3万人の町民の要望や意見を反映させていく使命を背負っています。
本会議には、「定例会」と「臨時会」があります。
「定例会」は、毎年3月、6月、9月、12月の年4回開かれます。
「臨時会」は、町長が必要とするときや、一定の議員から町長に要求があったときに開かれます。
このように、議員全員が議場に集まって議案などを審議し、最終意思を決定する会議を本会議といいます。
委員会には、常任委員会と議会運営委員会及び特別委員会があります。
なお、海田町議会では、議長は公平・中立の立場を確保するため、委員会の委員にならないこととしています。
海田町議会には、総務建設委員会、文教福祉委員会の2つの常任委員会があり、所管事務調査やそれぞれに関係する請願などの審査を行っています。議員は必ずどちらかの常任委員会の委員になることになっています。
定例会・臨時会の会期、日程、議案の取扱いなどを協議したり、議会が公正円滑に運営されるよう話し合いを行い、議長の諮問に応じます。
議会会議録は、本会議の内容を記録したもので、臨時会も含め、本会議で審議した内容が掲載されています。役場庁舎1階町民交流スペース設置のチラシラックにも備え付けてあります。また、平成13年以降の議会本会議の会議録は、ホームページでもご覧いただけます。
議会広報『かいた議会だより』は、毎定例会終了後の5月、7月、10月、1月の年4回発行してます。町の広報の配布に合わせて、町内全世帯にお配りしています。皆さんのご意見をお聞かせください。
また、平成16年度以降の『かいた議会だより』は、ホームページでもご覧いただけます。